住民情報システムと犯罪 

住民情報システムに仕事上アクセスできる人間が、そこから得た情報をもとに強制わいせつ罪の犯罪行為を行っていたというニュースが昨日流れた。調べてみると、同じように住民情報システムから得た情報で同じような犯罪を犯したケースがいくつかあることが分かった。

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/254114.html

http://juki.popolo.org/news/tuika050311.pdf

このようなプライバシーを扱うメガデータでは、セキュリティをいくら強固にしても、それにアクセスする人間が犯罪を意図したら、たまったものではない。それは、容易に防げない。

さらに、国家権力やら、プライバシー情報で利益を得る保険会社等が、そうしたデータを恣意的に用いることができるとすると、寒々しい社会状況が見えてくる。

厚労省は、医療情報と介護情報を結合させたデータベースを国の規模で作りあげるつもりらしい。「マイナンバー」に紐づけする積りなのだろう。医療介護という高度にプライベートな情報を、国家規模で一元的に管理すべきなのか、住民情報システムで生じた犯罪行為への反省がどれほど生かされているのか、大いに疑問だ。

以下、引用~~~

住民情報盗み見、女性宅侵入=元中野区臨時職員を逮捕-警視庁

 東京都中野区役所で勤務中に住民情報システムに接続し、個人情報を盗み見て女性宅に侵入したとして、警視庁捜査1課は11日、同区個人情報保護条例違反と住居侵入の疑いで、元中野区臨時職員高橋健一郎容疑者(29)=強制わいせつ罪などで起訴=を逮捕した。黙秘しているという。
 逮捕容疑は、同区の戸籍や住民情報を扱う部署に勤務していた2014~16年、住民情報システム端末で、同区に住む20代女性の氏名や住所などの個人情報を閲覧。この女性が1人暮らしをするマンション3階の部屋のベランダに計3回侵入し、下着の写真を撮るなどした疑い。
 捜査1課によると、高橋容疑者宅からは勤務中に知ったとみられる女性の名前や住所などおよそ50人分の個人情報が保存されたパソコンや携帯電話が押収された。
 同容疑者は昨年7月、同区で1人暮らしだった別の20代女性のアパートに侵入し、わいせつな行為をするなど計5件の強制わいせつ事件で逮捕されており、このうち被害女性3人の個人情報も保存していたという。
 しかし事件前の閲覧記録は確認されておらず、同課は侵入後に被害女性の名前や年齢などを盗み見ていた疑いもあるとみて調べている。
 田中大輔中野区長のコメント 区民に多大な心配と迷惑を掛け、心からおわびする。事実関係を調査し、厳正に対応する。(2017/01/11-17:59)

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