高齢者交通事故が増えている? 

昨今、高齢者の交通事故加害者報道が目立つ。高齢者の交通事故が増えているような印象を、マスコミは我々に与えている。それは真実なのか、その背後に何があるのかを警察関係者へのインタビューで明らかにしようとした記事。こちら。

まず、各年齢層の母集団を、「一般人口」にしているところが問題。「実際に運転している人々」を母集団にすべきだろう。これでは、運転者が少ないはずの高齢者に関して、交通事故加害者が少なく見えるバイアスがかかる。

だが、もともときわめて少ない80歳以上の年齢層を除いて、各年齢層で、年次推移として、交通事故を起こしている人は減ってきていることは言える。警察庁の元のデータにあたっても、そのような印象を受ける。

高齢者の認知症による交通事故は確かに今後増える可能性がある。再免許の際の認知症スクリーニングで、それはかなり防げるのではないか。もっとも、それが警察の利権に結びつく可能性があるわけだが・・・。

車の国内販売台数は、1990年800万台弱をピークとして、ほぼ右肩下がりに減ってきており、2015年には500万台を割った。自動車メーカーとしては、新規購入を促す方策が欲しいところだろう。安全ブレーキやら、自動運転の類だ。また、人口減少・自動車所有者減に伴い自動車運転者数が減り続けることは、自動車メーカーのみならず、運転免許に関わる利権に与る警察にとっても困った問題なのだろう。高齢者運転教習を厳格化し、そこに生まれる利権を警察は望んでいるのかもしれない。

この記事のインタビューは、匿名であり、相手が本当に警察関係者なのかどうか分からない。が、高齢者交通事故を強調して報道するように警察関係者がマスコミに働きかけている可能性は十分にある。機能を改良しより安全になった車が市場にでるのは、結構なことなのだが、そうした車の販促や、警察の利権漁りのために、高齢者の事故が増えているという印象を世間に意図的に与えているとすると、大きな問題だ。

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