PKO派遣の本当の意図は一体何なのか? 

以前にも記したが・・・、Dick K4XUがユーゴ紛争の時代、クロアチアに国連に関連した業務で派遣されていたことがあった。紛争地域がなぜ武力抗争から脱せないのか尋ねたら、国連のPKO自身がそれを望まないからだと、彼は返答した。びっくりした。PKOの多くは、発展途上国出身の兵士であり、国連の仕事は「実入りの多い」仕事なのだ、と彼は言う。従って、武力抗争をむしろ長引かせようとするのだ、と。

Dickの観察は、すべての状況に当てはまるものではないかもしれないが、国連PKOが、その出身国の都合に左右されるのは大いにあることだろう。

わが国は、南スーダンへの武器輸出を禁じる国連決議を「棄権した」。南スーダンでの武力紛争に用いられる武器は、すべて輸入されたものだ。それの南スーダンへの流入を食い止めることは、武力紛争を改善するために必須のことであるはずだ。だが、わが国政府は、それを良しとしなかった。南スーダンの下記のような状況がどうなろうとも、そして現地に派遣された自衛隊の隊員の命がどうなろうとも、わが国政府は、PKO参加だけを優先しようとしている。Dickの観察した発展途上国PKOの手前勝手な行動と、根っこが同じ行動だ。わが国政府の意図するPKO参加の目的は何なのか?

以下、引用~~~

 2月8日付朝日新聞デジタル 「目の前で両親が…」 南スーダン難民の孤児問題深刻化

内戦状態が続く南スーダンから大量の難民が押し寄せている隣国のウガンダ北部で、戦闘で両親を失った紛争孤児の問題が深刻化している。子どもたちは心に深い傷を負っており、支援機関は早急なケアの必要性を訴えている。

 「私の目の前でお父さんとお母さんが殺された」。ウガンダ北部のパギリニヤ難民居住区で、女子生徒ジョスカ・アミトさん(14)は涙をこぼした。昨年7月、銃を持った男4人が自宅に押し入り、両親を射殺。アミトさんは5~10歳の3人の弟妹を連れてウガンダに逃げてきた。「これから、どうやって生きていけばいいのかわからない」。女子生徒オレオ・ジョイスさん(16)も同月、両親ら家族11人を殺された。「紛争で私の人生がめちゃくちゃになっちゃった」

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ウガンダに逃げてきている南スーダン難民約67万人のうち、約6割が18歳未満の子どもたちだ。孤児の数は把握していないが、約2万2千人が身を寄せているパギリニヤ難民居住区では「両親のいない子どもが数千人規模でいる」(UNHCR担当者)。

 武装集団に誘拐されて、強制労働をさせられていた孤児もおり、国際NGOスタッフは「子どもたちは精神的に深く傷ついており、深刻な状態。すぐにサポートが必要だが、数が多すぎてケアが行き届かない」と訴えている。(パギリニヤ=三浦英之)

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