暗記受信を試みる方へ 

CWの暗記受信をものにしようとチャレンジする方が少なくなってきているように感じる。暗記受信をしない選択もある。コンテストや、ラバスタの交信を楽しむこともできるし、いざとなればdecoderの出番である。

しかし、やはり暗記受信によって、丁々発止の会話を楽しむことは、やはり魅力的であり、永続的に楽しむには必須のことだ。

すでに、暗記受信の方法論については、何度も記した。が、ここでもう一度まとめておきたい。

〇英語の問題で尻込みする方も多いのではないだろうか。ただ、繰り返し述べている通り、リスニングとスピーチは必要ない。もっぱら、書くことと読むことと相似の能力だけが必要だ。そして、構文、単語ともに中学生レベル程度で十分間に合う。ただし、綴りは正確な知識が必要になる。簡単な文章を定期的に読み続けること。簡単なことがらを英訳してみること。その際に、スペルは正確さが必要だ。私は、いまでもノートを時々つけている。繰り返すことと、正確なスペルを把握するためだ。とくに送信する英語については、単語の羅列でも通じることが多いが、相手の送信内容を読むことは会話が成立するために必須である。

〇単語単位で意味を把握すること。暗記受信とは、聞いた英文をすべて暗記することではない。また、単語の一部を音として覚えることでもない。単語の一つ一つの意味を理解し、それを記憶に留めることが、暗記受信の本態だ。このためには、単語の間のスペースが十分あることが望ましい。もし、単語の羅列で意味がとれないとしたら、単語間のスペースが不十分なこともある。その場合は、相手に単語間のスペースを空けてくれるように依頼すべきだ。文字間のスペースを不必要に空けられると、かえって取りにくくなることが多い。文字間と、単語間のスペースの総体的な比率で、単語を単語として認識するからだ。例えば、

1)I AM A RETIRED PEDIATRICIAN

2)I A M A R E T I R E D P E D I A T R I C I A N

単語間スペースは同じでも、文字間のスペースが大きい 2)は読みづらいことが分かるだろう。受信でも事情は全く同じである。単語間スペースを十分に空ければ、最初からある程度の速度のCWでも受信できることが多い。

単語単位で意味を取ることにより、文章の構造、さらには、その後に来るであろう単語を予測できることも多い。さらに、以前に送られた内容の理解を振り返り訂正することもできる。ある瞬間において、その先の予測、過去の反省を繰り返しつつ進める。これが暗記受信の本態だ。

〇暗記受信がある程度できるようになったら、ぜひ双方向性の会話、というか会話そのものを楽しんでいただきたい。こちらの言いたいことを述べる、相手の反応を聞く、それに対する意見を述べる、という一連のプロセスが、まがりなりにも進行するようになれば、楽しみは大いに増す。残念ながら、CWの世界では、nativeの方であっても、モノローグになってしまい、モノローグの応酬で終わることが結構多い。JA同士の間では猶更その傾向がある。そこから一歩抜け出すと、さらに広やかな世界が目の前に広がる。

と偉そうに述べたが、私もまだ学習途上というか、劣化防止途上である。相手をして下さる方がいれば、7メガで暗記受信での交信をお願いしたい。きっちりとしたスケジュールは無理だが、ある程度の融通を効かせる約束であれば、実行できる。交信内容の検討をメールで、交信終了後に行うことも可能だ(というか、それが学習を進めるために必要だろう)。もし希望者がいらっしゃったら、このブログの私宛の秘匿コメントで一言頂きたい。その際に、返信メールアドレスをお忘れなく。

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