トランプ大統領に精神科医35名が自発的な辞任を勧告 

トランプ大統領、またもやスエーデンでありもしないテロが起きたと述べて物議を醸している。彼は、ありもしないこと、明らかな嘘を述べ立て、さらにそれを指摘し追及するマスコミを「アメリカの敵だ」と言って攻撃する。オーストラリアや、メキシコの首相・大統領と電話会談で怒鳴りあいのケンカをする。等々・・・こうした話題に事欠かない。その内決定的な馬脚を現すことだろう。

一番関心のあることは、彼が地球を破滅させる核戦争開始のボタンに手をかけていること。米国の核攻撃は、すべての手順で異なる二人の人間が関与することになっている。だが、最初の決定は、大統領一人が下す。副大統領は、その決定を確認するだけで、覆す権限はない。トランプ大統領の背後にいるNSCの主要メンバーは、イスラム教徒との戦争を以前から唱え、fake newsを流し続けてきた、極右のBreitbart Newsの責任者、スティーブ バノンである。バノンは、アルコール中毒と言われている。

核戦争など起きるはずがないというのは、まったくの思い込みだ。トランプが大統領に就任して、核戦争へのカウントダウンがまた進んだ。

米国の精神科医が、彼の精神状態、人格からして大統領職にとどまるのは無理だ、と投書した。診察をせずにそうした「診断」を下すことは、やはり精神科医としての職分を超えているともいえるが、米国大統領は、米国だけでなく、人類の未来を左右する存在なのだ。この提言の仕方に問題が無きにしも非ずだが、その言わんとするところは理解できる。

こうした問題の多いトランプ大統領に朝貢し、ペコペコし、さらに彼を優れた指導者と持ち上げている政治家がどこかにいた・・・。

以下、引用~~~

「トランプ氏は重大な精神的な不安定」 米紙への精神科医の投書が波紋

2017年02月19日 18時59分 J-CASTニュース
「トランプ氏は重大な精神的な不安定」 米紙への精神科医の投書が波紋

就任1カ月のトランプ米大統領は、連日の過激な行動や発言で、世界に混乱の種を振りまいているが、米紙ニューヨーク・タイムズに載った精神科医の連名の投書がアメリカ国内で新たな物議をかもしている。

「大統領職を安全に務めることは不可能だと信じる」
投書はアメリカ精神医学会(APA)に所属する医師など専門家35人の連名で、2017年2月13日付けの紙面に掲載された。

投書は「精神保健の専門家はトランプ氏に警告する」という見出しで、

「トランプ氏の一連の発言や行動は、異なる意見を受容する能力に欠けることを示している、彼は異見に怒りの行動をとる。彼の言動は他者への共感能力に著しく欠けることを示している。こうした人物は自分の精神状況に合わせて現実を歪め、事実や事実を伝えようとする人物(ジャーナリストや科学者)を攻撃する」
と指摘。そのうえで、

「トランプ大統領の言動が示す重大な精神的不安定さから、われわれは彼が大統領職を安全に務めることは不可能だと信じる」
と自発的な辞任を求めている。

あえて学会の倫理規定を破った精神科医
この投書が注目されるのは反トランプの内容だけでなく、投書した医師たちが、アメリカ精神医学会の長年の倫理規定を破ったと自ら宣言したことにある。

この規定はゴールドウォーター・ルールと呼ばれ、1964年に民主党のジョンソン大統領と共和党のゴールドウォーター上院議員が大統領選を争ったのを機に制定された。この選挙では、ある雑誌が「ゴールドウォーターのメンタル特集」というテーマで、各地の精神科医に大統領として適任かどうかを投票させた。ゴールドウォーター氏はすぐに雑誌を名誉毀損で訴え、裁判では勝訴した。

このルールは精神科医がこうしたトラブルに巻き込まれないようにつくられた。「精神科医が自ら診察していない公的人物について、職業的意見を述べたり、精神状態を議論したりすることは非倫理的」と禁止した。1973年に制定され、今も有効だ。

アメリカ精神医学会は2016年、「このルールを破って大統領候補の精神状態を分析することは「無責任で、レッテル貼りにつながり、非倫理的な行為だ」と厳しく戒めた。しかし、今回の医師らは投書の中で、「これまでの沈黙は失敗だった。この非常時にもう沈黙は許されない」と規定破りの決意を述べている。

「すこぶる自己愛強いが、人格障害かどうかは疑問」
この問題を取り上げた英国の公共放送BBCによると、「トランプ氏の辞任を求める請願に署名した専門家はすでに2万3000人に達する」という。

やはりBBCによると、こうした専門家の一部はトランプ氏が「自己愛性パーソナリティ(人格)障害」ではないかと疑っている。

アメリカ精神医学会の定義によると、自己愛性パーソナリティ障害を含む境界性パーソナリティ障害の診断基準は「現実に、または想像の中で見捨てられることを避けようとする気も狂わんばかりの努力。顕著な気分反応性による感情不安定性。慢性的な空虚感。不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難」など9項目からなり、5項目以上があてはまると相当するという。

しかし、翌14日付けのニューヨーク・タイムズ投書欄で、この分野の専門家で、診断マニュアルを書いたデューク大名誉教授のアレン・フランシス博士は

「大多数のアマチュア臨床家はトランプ氏に自己愛性パーソナリティ障害というレッテルを貼りたがる。彼の自己愛の強さは世界的といっていいかもしれないが、それは彼が精神的に病んでいることを意味しない。この診断の前提条件となる精神的な苦痛や障害を感じていないからだ」
と反論している。

精神医学の世界ではアメリカが一貫してこの分野をリードしてきた。トランプ氏はアメリカの医学界にも、激しい分断と論争を引き起こしているようだ。

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