最後の光芒 

このところ、毎朝14メガに出没している。夜間の7メガよりヒットする確率が高い。ちょっと前に記したChuck N6UOEとの交信も、そうした時間帯の交信の一つ。今朝は、常連になりつつあるSkip W2ZAからコールされた。フラッターを伴うが、いつもに増して安定し、強力。100ワットのベアフットに3エレで、579程度まで振っている。東海岸のパスが、毎朝開けること自体が驚きだ。磁気嵐が起きるほど太陽活動が活発ではないと言えるのか・・・。Skipは、80歳。1950年代には、HL9KAそれにBV(コールは失念)で、東アジアからactiveだった由。ロンビックを張り、米国本土とフォーンパッチに忙しかったらしい。フォーンパッチ、本国との連絡、当時はアマチュア無線の主要業務の一つだったわけだ。その後IBMに40年間勤務し、リタイアしたらしい。キーイングがおぼつかなくなってきつつあると謙遜なさるが、どうして結構な腕前だ。リグはすべて自作。先日SSBにも出れるようになった、お前は出られるか、と尋ねられたが、答えはNo wayである。彼もほぼ100%CWらしい。

Fred K7LFは2年ぶりの交信。もう74歳くらいか。海岸警備局で無線通信を担当していたそうだ。JAの船舶ともよく交信した、JAのオペは、JCS・JCT・JCUといった母国の局と交信していて、その際にはカナ(和文のことだ)を用いており、英文との切り替えがすぐさまできることに感動した、とのこと。10年ほど前まではバグキーを用いていたが、今はもっぱらキーヤーとのことだ。MAY CW BE FOREVERをZUTと略すのを知っているか、と問われて、初耳だと答えた。プロの交信でも、そうした略号を交わしていたのだろうか。昔船舶通信士だったJohn 9V1VVは10数年前、CWのことが忘れられず、アマチュア無線を始めたが、最近は、CWというとコンテストとDXばかりなので、がっかりしているようだと紹介した。それはもっともなことだ、とFredも同じように感じている様子。

こうした交信の相手は、いつものことながら、減少の一途を辿っている。これも以前から記しているが、我々はその最後の光芒が消えゆくことを見届けつつあるのかもしれない。

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