忘れられぬ交信 

この数週間の間に経験した忘れられぬ交信を備忘録として記しておく。

一つは、Guy N7YKとの交信。彼とは2年ぶりくらいだったか。以前と同じく、こちらの日暮れの時刻に7メガで呼んでくれた。切れ味の良いCWなのだが、こちらの送信速度を上げると、それではちょっと取りずらいとのこと。私は、まったく忘れていたのだが、以前お目にかかった際に、筆記受信をしていた彼に、きっぱり筆記受信を止めるように私が臆することなく言ったらしい。それ以来、暗記受信の練習をしてきてだいぶ取れるようになったのだが、まだ早くなると取り切れぬとのことだ。まさに臆面もなく、よくそんなアドバイスをしたものだと苦笑したが、それを覚えていてくれて、実際に暗記受信にシフトしてくれていた、ということに驚き、かつ感動した。また、私の英文ブログも定期的に訪れてくれている様子で、両親の写真の整理をした話、それに我々は人生という行程の旅人であるという感想に共感したと言ってくれたことも、大きな喜びだった。彼も親の残した膨大な写真を整理しつつ、同じように感じた由。年齢もほぼ同じ彼は、まだ直接お目にかかったことはないが、同じように人生を歩む友人だと強く感じた。嬉しい交信の一つ。

W2MV Alanは、数か月おきに定期的にお目にかかる方だ。14メガで朝方呼んできてくれた。息子さんがこの夏に結婚すること、ご自身のガンの定期的なチェックで良い結果だったこと、新たな仕事を探していること等を伺った。こちらの近況も報告し、お空では言えないようなこともあるのだけれどね、と言うと、彼は、彼の家族だって同じようなことが一つや二つある、皆同じだよと言ってくれた。この一言が、私の少し重たくなったこころをすっとかるくしてくれた。彼は、チェンバロを弾き、バッハを愛する方だが、最近音楽の話をあまりしていなかった・・・次回会うときには、ぜひバロックの話を・・・。

John AC4CA、Alanと同じくFOCのメンバー。アルツハイマーに罹った奥様を家庭で一人でケアなさっている。落ち着いた状態にあることを伺ったが、やはり今後のことは心配なことだろう。政治についても、不安になることが多く、朝目を覚ますと、酷い不安感に苛まれることがある、と仰った。過去に私も同じように感じたことがあったが、ここまで生きてくると、これからは次の世代により良い世界を残すことに集中していけばよいのではないかと、口幅ったいことながら、申し上げた。自分で何としてもこの世界を変えないといけないと思い詰めると、不安と焦燥にかられる。だが、この世界にそう遠くない将来別れを告げるべき年齢に差し掛かったのだから、少し距離を置いて世界を見てみようではないか、ということだ。それに対して、よく理解できるとJohnも言ってくださった。米国では、ヨハネの黙示録が実現しそうなほどの混迷状況にある。それに加えて、奥様の将来のこと、彼の心痛を思った。

という具合に、記憶すべき交信を「時々」経験するが、やはりめっきり少なくなった・・・。

何時まで続けるか、それが問題だなと、最近はコールされぬCQを叩きつつ、そんなことを考えている。

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