未婚率の上昇が続く 

生涯未婚率の増加が止まらない。この因果関係は明白で、大半が経済的理由で結婚できない、その結果少子化が進行するということだ。

未婚率が1990年代から右肩上がりに上昇し始めた。最近数年間は女性の未婚率が高くなっている。特に、女性の34歳までの未婚率が3割前後になっており、それは少子化に直接結びつく。

1990年代から、ということは、高度成長期が終焉を迎え、グローバル化が進行した時期である。非正規雇用が増え、賃金は抑制され、大都市部の生活費は相対的に高くなった。未婚率が高い地域は、地方に加えて東京が上位に来ている。これは東京の生活費が高くて家庭を持ちにくいためなのだろう。

いわば、グローバル化という更なる富の追求によって、国民(の中間階級)が貧しくなり、少子化・人口減少を招き、国力が却って低下する、という逆説的な現象を生じているわけだ。

これで、66%の国民が社会に満足している、という統計データを出す政府は、オカシイと思わないのだろうか。

以下、引用~~~

生涯未婚率、男性23%・女性14% 過去最高
朝日新聞デジタル 4/5(水) 20:25配信

生涯未婚率、男性23%・女性14% 過去最高
生涯未婚率は上昇傾向が続く

 50歳まで一度も結婚したことがない人が2015年に男性で4人に1人、女性で7人に1人いたことが、国立社会保障・人口問題研究所の調査で分かった。こうした人の割合を示す「生涯未婚率」は、10年の前回調査から男女とも3ポイント以上増えて過去最高を更新した。

 研究所は5年に1回、国勢調査を分析して生涯未婚率を割り出している。今回は男性が前回調査比3・23ポイント増の23・37%、女性は同3・45ポイント増の14・06%だった。男性は1970年まで、女性は60年まで1%台が長い間続いたが、その後、増加傾向に拍車がかかっている。

 都道府県別でみると、男性では沖縄の26・20%がトップで、岩手26・16%、東京26・06%が続いた。女性は東京の19・20%が最も高く、次いで北海道17・22%、大阪16・50%だった。低いのは男性では奈良18・24%、滋賀18・25%、福井の19・19%で、女性は福井の8・66%、滋賀の9・21%、岐阜の10・00%だった。

 同研究所が昨年9月に公表した出生動向基本調査によると、「いずれは結婚したい」と考える18~34歳の未婚者の割合は男性85・7%、女性89・3%だった。高水準だが、「結婚資金」や「結婚のための住居」の確保が障害と考えている人が多く、研究所の担当者は「非正規労働者の増加も生涯未婚率の上昇に影響している」とみている。(井上充昌)

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