FC2ブログ

介護を食い物にするのか? 

介護福祉士は、専門教育を受けるか、実地で経験を積み試験を受けて初めて取得できる資格だ。高齢者・障害者のケアをする、とても大切な仕事だ。

下記のニュースに記されている通り、過酷な労働と低賃金の負のスパイラルで、介護福祉士が現場で不足している。これから、高齢化社会がますます進行するのに、満足な介護を得ることが難しくなっている。何人か介護福祉士として仕事をしている方が知り合いにいるが、中にはうつ病を発症した方もおられた。

この問題を解決するために、「専門介護福祉士」制度をつくり、キャリアアップする道を示し、介護職離れを食い止めると、厚生労働省は決めたらしい。

介護職離れは、低賃金と過酷な労働条件からくるということが分かっているのであれば、その原因、とりわけ低賃金を改善することがまず第一に行うべきことではないのか。介護福祉士がより良い労働条件で仕事をし、介護を受ける方々にとっても良いことのはずだ。

それが、公的資格を新たに設けて、そこに向けて、さらに励めという。それが問題の解決になるのか。この公的資格取得に絡んで、何らかの天下り特殊法人が甘い汁を吸う段取りになるのではないか。だとしたら、二重の意味で許せないことだ。

以下、共同通信より引用~~~

厚生労働省は29日、高齢者施設などでケアに当たる介護福祉士について、認知症患者への対応など分野ごとに、上級資格である「専門介護福祉士」の制度を創設する方針を固めた。

 介護福祉士は「仕事がきつい割に給料が安い」とされ、人手不足に陥っており、厚労省はキャリアアップの道を示すことで介護職離れを食い止めたい考え。有識者研究会で今秋にも制度の詳細を詰める。

 介護福祉士は国家資格だが、新設の上級資格は日本介護福祉士会などの全国組織が認定する仕組みとなる見通し。認知症患者や障害者へのケア、サービス管理など複数の認定分野を設け、一定の実務経験と研修を条件とする方向だ。

 研修のメニューづくりなどに時間がかかるため、導入時期は2009年度以降とみられる。

 05年の厚労省の調査では、福祉施設で働く介護職員の平均月給は21万1000円で、勤続年数の違いはあるものの、全労働者の33万1000円を大きく下回っていた。離職率も高く、厚労省は仕事のマンネリ化を防ぐため、事業者間での人事交流なども検討する。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/479-6b03d6db