母校オケ第百回定演 マーラー五番他 

母校のオケの定演に行ってきた。錦糸町のスミダトリフォニーホール。まったく交通渋滞はなくても、ドアトゥドアで2時間ちょっとかかる。数年前まで、谷和原の近くのオケに毎週末通い、さらに室内楽の練習に月一回程度上京していた。あのころからすると、活動範囲、活動の頻度がだいぶ狭く、かつ減った。

スミダトリフォニーは、かってアンサンブルの練習に一度行っただけ。向島のランプから数kmのところにある。駐車場も難なく見つかった。30、40年前に比べて、こぎれいな街並みになっているが、人と車が当時より減っている印象。

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スミダトリフォニーの入口もすぐ見つかる。前回来てからもう10数年になる。それにしても、暑い。真夏のよう。

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プロのオケや、アンサンブルを聞きに来ることはめったになくなった。この出身大学のオケだけは、足が向かう。演目も興味を持たせる理由だが、やはり自分が学生時代を過ごしたオケに郷愁を覚えるのが惹きつけられる理由か。このオケ、今の学生たちがどのように運営し、演奏しているのだろうか、という関心。自分の過去をオーバーラップさせているのだろう。

演目は、ショスタコの祝典序曲、ハチャトリアンの仮装舞踏会、それにマーラーの5番。今回が第百回の定演だそうだ。私がこのオケに乗った1970年代は三十回台だったか・・・(パンフにちゃんと歴史が載っていた。第一回が1963年、1970年代は10数回に相当するようだ・・・私は、生きた化石みたいなものだ)。よく継続してきたものだ。そして、マラ5を演奏するほどの規模と実力を備えたオケに成長した・・・オケのメンバーは数年で全員入れ替わるし、実際上、東京理科大、東大、芸大、明治大、上智大等の他大学のメンバーも2,3割おり(インカレオケ状態)、このオケ固有のの伝統が形成されるということはないのかもしれない。すくなくとも形而下的な意味合いでは。でも、練習の仕方や、複数大学の学生からメンバーが構成されることなど形而上的な意味での伝統はできているのかもしれない。医学部生が少なく、歯学部生はより少ない。皆忙しいのか・・・。

ショスタコの曲は初めて聞く。金管の咆哮。クライマックス近く、金管の各パート数名ずつが、パイプオルガンの前にすっと現れ、最後の盛り上がりを演出。仮面舞踏会も金管の活躍が目立つ。2楽章はコンマスのどソロ。もう少し艶っぽさがあったらと思ったが、正確な音程と技術で聴かせた。マラ5は、冒頭のトランペット、ぞくぞくさせられた。華奢な女性奏者だったが、線の太い立派なソロ。チェロのソリが多いことに改めて気づいた。1楽章の第一主題始め、好演。終楽章は、それまでの深刻さから距離を置いた軽快な楽章で、なくても良いなと以前から思っていたが、やはりこれはこれで良いのかもしれない。アダージェットで終わるのもありではないか・・・などと思いつつ、全楽章を楽しませて頂いた。

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管のトレーナーは、私たちの時と同じ方だったが、指揮者はじめ他のトレーナーはすべて交代している。

終演後、指揮者の方が、第百回定演であることを説明しておられた。聴衆の入りも素晴らしく、空席は殆どなし。年配の方は少なく、大多数は学生か、20歳台の方々。私の同期の面々はOBオケに行っているのか・・・。

また、機会があれば、このオケの定演に足を運びたいものだ。





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