かの竹中平蔵が、国家戦略特区創設を主導した 

報道特集が、前川前文科省事務次官へのインタビューを主体に、加計学園疑惑について報道している。こちら。

内閣府官僚から文科省へ圧力があり、それが安倍首相の意向だとした文書の存在が、文科省のなかからすでに証言されてきている。この問題は、基本的に解決した。あとは安倍首相が、どう責任をとるのか、という問題だ。

この番組の中で、注目されるのは、国家戦略特区という上から経済特区を指定するシステムは、竹中平蔵氏が提唱したということだ。竹中平蔵氏は、小泉政権時代に規制緩和を目指すとして、労働者派遣法の改定を進めた。その結果、雇用条件が不安定な非正規雇用の拡大を招いた。現在、非正規雇用は全体の雇用の4割にもなっている。竹中平蔵氏は、労働者派遣業で巨利を貪り、政商とも言われるパソナの会長に収まっている。自らの推進した「規制緩和」によって、自らが利益を収める、構図の見事な体現者なのだ。

その竹中平蔵氏が、加計学園の獣医学部新設について強調していたのは、
〇加計学園理事長と、安倍首相が親しい関係であることは知らなかった・・・(これを三回繰り返していた・・・ペテロのイエスの否認を思い起こさせる)。竹中平蔵氏とパソナの関係を安倍首相が知らなかったということに等しい。虚偽そのもの。
〇加計学園獣医学部は、石破地方創生相のもとで決められていた獣医学部新設の四条件を満たしている・・・そのような文言は、審議会の議事録にはない。実際、四条件が無視されて、加計学園獣医学部新設が決められたことは、内容を見れば明らか。
ということだった。

桜井充氏の質疑では、国家戦略特区のワーキンググループに、神奈川の医療機関理事長が入っており、その医療機関が国家戦略特区の指定を受けて、病床規制から外されたことも明らかにされている。

かように、規制緩和という表向きの形を取りながら、国家戦略特区が特定個人・組織の新たな利権に結びついている。加計学園疑惑では、そうした身内への利権誘導に、安倍首相が直接関わったということだ。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/4906-ba2fc1e6