文科省の再調査に注目 

文科省が、「総理のご意向です」文書を再調査することにしたようだ。これまで、出所不明の文書は調査しないと言い続けてきたが、前川前事務次官の証言から始まり、文書自体がマスメディアで公開され、さらに省内からその文書の存在を証言する現役官僚が出現したこと、さらには世論の強い批判が文科省に届いたからだろう。

だが、昨日、文科大臣は、現役官僚が「実名で」証言したら、それを受け入れる旨発言していた。これは、内部告発をさせぬための発言だ。実名で内部告発ができるわけないではないか。公益通報者保護制度が、今回の問題に適用されるかどうか分からないが、この内部告発は公益通報そのものだ。政府、文科大臣の対応は、内部からの証言を徹底して抑圧する姿勢だ。

文科省よりも酷い情報隠蔽は、内閣府である。昨日の国会審議を視聴していると、内閣府は、今治市にまで手を伸ばして、情報隠蔽を行っている。加計学園に獣医学部新設が決まるはるか前から、内閣府は、今治市を加計学園による新設に向けて動かしていた。加計ありきで最初から動いていたのだ。今治市とのやり取り、昨年4月今治市職員が急きょ官邸を訪れることになった経緯等の情報を隠蔽し続けている。

行政の情報公開は、行政が公正・公平に行われているかどうかを判断するうえで必須の事柄だ。とくに今回のように行政の私物化が問題にされる場合は、情報公開はきわめて重要だ。政府、各省庁(とくに内閣府)の今後の対応を注視しよう。おそらく、情報をさらに隠蔽し、情報を公開しようとする官僚を潰しにかかるはずだ。それは、民主主義への挑戦であり、断固として否を言うべきだろう。

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