経済的不平等の進行 

昨年は、8名だったが、今年は5名だ・・・全世界の富の半分を保有している、富裕層の人数である。経済的不平等の凄まじい進行だ。

そうした富裕層の人間、ビル ゲイツやズッカーバーグが、競合者と如何に競い合って、その富を築いたか。彼らは、既存の技術や自ら所属する大学の名前に助けられてたまたま成功を収めたに過ぎない。そして、彼らの社会貢献が如何に偏ったものであるかを、この論文が述べている。

マイクロソフトがこれほど世界を支配できたのは、グローバリズムが存在したためなのだ。米国の経済を成長させた理由は、グローバリズムという戦略を取ったためだ。だが、それは、上記の通りの格差を生み出した。

わが国でも、実質賃金は1990年代半ばをピークとして、右肩下がりに下がってきている。その一方、企業収益(当期純利益)は2000年以降、2008年のリーマンショックの時期を除き、右肩上がりに上がっている。企業の内部留保は、昨年過去最高を記録した。一方、生活保護受給者数が上昇を続けている。

それに対する反発が、現在進行中のナショナリズムの形を取った、反グローバリズムの動きだ。だが、トランプはラストベルトの人々の声に応えることなく、ウォールストリートの声の代弁者になっている。わが国も同じだ。自己責任を強調するリバタリアン的な浅薄な思潮が支配的だ。それが自らの権利を奪い、経済的に簒奪されることになるのを分からずに、愛国主義の外見をまとったグローバリズムの醜い政治的な妖怪が社会を支配するに任せている。破滅への道を進んでいるのだ。

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