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秋にはブラームス 

が、よく合う。とりわけ4番の交響曲。ブラームス晩年の名作であり、枯れた中にも、熱く燃えるものを感じさせる。大学オケに入った年の暮れ、大学の寮でこの曲をFMからカセットに落とした。ブラームスという作曲家、その作品を殆ど知らなかったのだが、この一曲で、一遍にブラームス信者になってしまった。

後で、クルト・ザンデルリンクが、シュターツカペレを振った演奏に接して、それがブラ4演奏の私にとっての決定版となった。晩秋の音楽はこれだ!、と思うようになった。1楽章冒頭の1stバイオリンが歌う、咽び泣くような動機・旋律からして、他の演奏とは違う。アウフタクトの音を深くテヌートするのだ。チェロ・ホルンに出る第二主題も、大きく歌い上げる。コーダに部分では、白熱するように盛り上がる。ど素人の音楽評論めいた迷い言は止めよう。4楽章のフルートのソロの変奏にも泣かされる・・・話し出したらきりが無い。

今まで係わってきたオケとは異なるオケ、近く(といっても、車で片道一時間の距離)のオケで、来春この曲を演奏する、弾きに来ないかという誘いがあった。昔から、一度は弾いてみたかった曲なので、何とか行ってみるつもり。保存してあった、チェロパート譜を取り出して、少しずつフィンガリングを決めてゆく。1楽章冒頭の部分は、チェロは目立たない分散和音を弾いているのだが、その分散和音が何とニュアンス豊かなことか、改めてこころ動かされた。リズムや音程がかなりしんどいのだが、練習が楽しみだ。

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