政権が足元から崩れてゆくのか 

安倍チルドレンの豊田真由子議員、すさまじいパワハラだ。彼女の秘書は、すでに20人以上辞めているという。なぜここまで、彼女の言動をチェックし、適切な指導をしなかったのだろうか。指導で片が付く問題でもなさそうではあるのだが、彼女が政務官についていたということが驚きだ。彼女は自民党を離党したが、それだけで済まない問題だろう。

自民党の議員の緩みが酷い。犯罪すれすれの投資話、不倫、それに放言、不適切な発言等。大臣になった議員も、適格性、能力に問題のある者が複数存在する。粗製乱造の議員と言われても仕方あるまい。そうした議員を、大臣の席に座らせるが、あまりに危なっかしいので、時には国会答弁をさせない。

都議選が始まるが、都議のなかでこの任期中に一度も都議会の質問に立たなかった、また書面での質問をしなかった議員が10名いるという。そのすべてが自民党議員だ。自民党議員57名のうち、10名がそうした議会活動が極めて低調だった議員だそうだ。ここにも自民党の政治家の緩みが見える。

かたや、政権の中心にいる、安倍首相は、自民党にとって懸案だった法案を力づくで押し通し、これまでの憲法審査会の議論を無視して、この半年の間に新たな憲法草案を決めると言いだした。2020年のオリンピックに合わせて、オリンピックと関係ないものごとをも無理やり決める。権力を自らに集中させ、マスメディアも配下に収め、独裁を始めたように見える。これまでのところ、自らが関わる疑惑も、根拠なく否定するのみ。国会の証人喚問はおろか、真相究明のための国会での議論も行わない。だが、結構、足元から崩れてゆくのかもしれない。党も政府も、内実はガタガタだ。

以下、引用~~~

BLOGOS 大西宏

ゆるゆると崩壊に向う安倍内閣

衝撃の罵声がテレビから流れてきました。鬼の形相で叫ぶのは安倍チルドレンの豊田真由子議員です。あの森友学園の籠池夫人すら可愛く思えるものでした。

新人議員時代に議員会館の部屋が気に入らないと「すぐに変更しなさい!」と叫んだり、園遊会で招待されていない母親と同行し、入場を制止されたときに、母親を自分の夫だと言い張って入場した強引さは記憶にある人も多いと思います。ピンクモンスターとして知られる人で、調べれば、まだまだ悪行がでてくるのでしょう。

園遊会事件があったのは2014年の4月。それで政治生命が終わったと思いきや、翌年の秋に、第3次安倍第1次改造内閣の内閣府大臣政務官(東京オリンピック・パラリンピック担当)、文部科学大臣政務官、復興大臣政務官に就任したので、その時点からタイマーのスイッチは入っていたのです。

そもそもで言えば、安倍チルドレンは相次いで問題を起こしています。「保守」ブームが、熟れて劣化しはじめた兆候のひとつでした。さらには稲田朋美防衛相や金田勝年法相など、閣僚の能力も疑問視されるようになってきました。

カネ、不倫、放言…安倍チルドレンは酷すぎる | 国内政治 | 東洋経済オンライン |

都知事選を直前にし、さらに森友学園問題に続く加計問題の対応の悪さから、国民に不信感が広がり、支持率が低下したさなかに、さらに、とんでもない自爆弾が炸裂してしまったことになります。学歴の良さに目がくらんで、身辺調査をしなかったのでしょうか。

しかもあのオリンパス問題を暴いたFACTA7月号は、森友学園、加計学園につづいて新国立競技場の再入札にまつわる首相官邸の闇疑惑を報じていますが、この記事が事実なら、安倍内閣の寿命を決めるボールは前川前次官が握っているということになります。

前川が暴く 「東京五輪」の闇:FACTA ONLINE :
「官邸」の異変と「食」の異変 :: 「視点を広げる - 大西宏のマーケティング発想塾」

安倍内閣は、もはや憲法改正どころか、都議会選の結果によっては党内からの不満が湧き出て、辞任に追い込まれかねない状態になってきました。

小池百合子知事の豊洲、築地市場の「アウフヘーベン」は想定通りでしたが、対立を避ける「先送り」は賢明な選択だと感じます。豊洲は安心できないという風評は、もう理屈ではなく、安全だから安心しなさいという話は通じません。

市場関係者、そして不安を感じる都民が多いなかで、それでも豊洲移転を強行突破できる器量をもつ人がいるとすれば、おそらく橋下前大阪市長ぐらいかもしれません。石原さんでも、無責任に逃げたぐらいですから。いやローカルの大阪ならできたとしても、東京で橋下流が通じるとは限りません。

都議会選で自民党が、いくら市場問題を「政局」に持ち込んだと批判しても自らを野党として宣言するようなものです。大阪の自民党が陥った自滅への道を繰り返すことになりかねません。

そう考えると都議会選は自民党には逆風です。もし惨敗すれば安倍内閣は党内の不満を押さえられなくなり、ゆるゆると崩壊に向かっていく可能性が高まってきます。あるいは第一次安倍内閣当時のように、一挙に辞任ということになるのでしょうか。それは、さらに、経済停滞のなかで、長く続いた日本の右傾化の終わりの始まりにもつながってくるのかもしれません。

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