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加計学園疑惑について、まずは国会で議論すべきだろう 

安倍首相は、加計学園疑惑解明のための臨時国会も、閉会中審査にも応じないようとしない。

挙句の果ては、獣医学部を日本全国に作るという驚くべき案を、右派の「正論」という雑誌の主宰する集まりで、すなわち国会外で述べた。まずは国会で議論すべきことではないのか。

それでは、「特区」にならない。国家戦略特区の一環としてではなく、これまでの政策を全面的に変更する案件として、国会で論戦を行うべきだ。安倍首相は、どうも自分の考えている通りにものごとを実現すると思い込んでいる様子。それは違う。まず国会で議論しなければならない。それを逃げるのは、何かやましいことがあるのだろうと思われても仕方あるまい。

憲法53条に基づく、臨時国会召集の野党の提案を無視することは、憲法を無視することである。その当人が憲法改正を声高に述べている。その矛盾を、小口幸人弁護士が述べている。

小口幸人弁護士のフェースブックでの発言を引用~~~

「しなければならない」という強い言葉があります。いま、この言葉が話題になっているのはご存じですか?

日本国憲法53条に、臨時国会を召集しなければならない、と書かれてあるのに、「召集までの日数が書かれていないじゃん!」という理由で放置されようとしているからです。
「しなければならない」という強い言葉でもこんな風に解釈されてしまうのですから、ルールを尊重する気持ちのない人にルールを守らせるのは本当に難しいなと思わせられます。

ちなみに、この「しなければならない」という言葉は日本国憲法でも14回使われており、うち12回は日付に関する記載が見当たりません。「日数が書いてない」と言い出す人たちは、残りの12回のケースでも、いざというときには同じことを言い出すのでしょう。

例えば、次のような規定が、日数が書かれていません。同様に放置され兼ねないということです。
・逮捕された国会議員の釈放を議院が求めたときに釈放しなければならない(50条)
・会議の議事録の保存・公表をしなければならない(57)
・議院から出席を求められたときは、内閣総理大臣や大臣は国会に出席しなければならない(63)
・総選挙後初めて衆議院が召集されたときは、内閣は総辞職しなければならない(70)
・会計検査院は検査報告書を国会に提出しなければならない(90)

ルールを尊重しない人が、存在しない「穴」が存在すると言いだし、想定外のことをし始めたときは、仕方がないのでルールをより厳しく、変なことを言われないようにする必要があります。
当然、そういう憲法改正論が持ち上がってしかるべきなのですが、驚くべきことに今起きている現象は逆です。
ルールを尊重しない張本人の方が、「ルール変えようぜ」と言い出しています。もうめちゃくちゃですよね。

そして、このルールを尊重しない人は都合のいいことばかり言うので、ルールの変更を求めるときだけは、「解釈は変わりません。間違いありません。」などと言うと思います。こんな話を信用する人は、「まさか」いませんよね。だってこの人、ルールを尊重する気ないんですから。

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