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小林麻央さんの死に際して思うこと 

小林麻央さんが、乳がんとの闘病を経て他界された。まだ幼いお子さんを残し、ご本人はどれほどの無念だったことだろうか。ご家族も在宅での医療を続ける負担は大きかったことだろう。彼女を失ったご家族には、お悔やみ申し上げたい。

彼女の闘病そして死を伝えるニュースで、あまり触れられていないことがある。それは、彼女が最初に乳がんと診断されたときに、乳がんの標準治療を受けず、1年半の間、民間療法に頼ったという事実だ。これは正確な情報なのか確認できてはいないが、診断当初は、二期であったという。ところが、1年半後には、四期にまで進んでしまっていた。これは彼女とご家族の選択であり、傍からとやかく言うべきことではないが、彼女の闘病生活を自身の闘病と重ね合わせておられた乳がんの患者さんが多数おられるはずで、そうした方々にはぜひ知っておいてもらいたいことだ。民間療法・代替え療法をすべて否定するつもりはないが、なかにはがん患者に不当な金銭的負担を負わせたうえ、効果が期待できない「治療」を提供する詐欺まがいのものが結構ある。

がんは、まだまだすべて克服できたとは言い難いが、早期発見し、現代医学の標準治療を行うことが、対応としてもっとも推奨できる。民間療法、代替え療法を取り入れる場合も、主治医にぜひ相談して頂きたいものだ。小林麻央さんも、最初にそのようにしておられたら、もしかしたら違った予後だったかもしれない。亡くなった方を非難する積りはなく、ただ彼女に自分を投影しておられた同じ病の方々には、不用意に不安に陥ることなく、これまでの治療を続けて頂きたいものと念願している。

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