『領収書分割』技法 

これは、「領収書分割」という手法らしい。一企業、個人が20万円以下であると、政治資金報告書に記載しなくてよいという規定をうまく使ったものだ。または、使ったと主張している。

200万円を11分割すれば、20万円以下という話は、できすぎだ。(政治資金規正法の収支は年単位なので、本当は6人、6分割でも良かったのだろうが・・・。)複数人から集めた額として、切りの良すぎる額でもある。

一番の疑問は、加計学園秘書室長が、パーティ券購入をしたという、その11の個人・団体の金をまとめて、何故下村氏のところに持ってこなくちゃならないのか。その11の個人・団体には、加計学園は入っていないというのだ。関係ない加計学園秘書室長が、金を持参する理由がない。

本当に秘書室長が、加計学園以外からの金をまとめて持ってきたのだとすると、加計学園と下村氏との密接な関係が窺われる。下村氏の奥さんが、加計学園に関与していて、加計氏達と一緒に米国旅行をしていた、という報道もあった。当時下村氏は、獣医学部新設許認可権を握る文科大臣だった。加計学園系列の岡山理科大学は、この献金が行われた当時教育学部新設を計画しており、2015年に同学部ができたようだ。

これは限りなく、黒に近い灰色のケースだろう。下村氏は、週刊文春を名誉棄損で訴える準備をすると言っているらしいが、準備だけで終わるのではないか。私設秘書が、週刊文春に「垂れ込んだ」として、下村氏はその私設秘書を刑事告訴するとも言っている。私設秘書との間に何があったか分からないが、情報源としては確かな人物なのだろう。加計学園から200万円の献金を受け、裏帳簿に載せたというのが真相ではないか。

加計学園疑惑のように、国家戦略特区という規制緩和に伴う政治に様々な民間団体、組織が食い込んで利権をほしいままにする事件が起きている。水面下では、もっとひどい腐敗が進行している可能性が高い。

以下、引用~~~

Reuter Domestic | 2017年 06月 29日 13:52 JST
加計幹部が2百万円持参、下村氏
自民・下村氏が加計献金を否定

 自民党の下村博文幹事長代行(東京都連会長)は29日、党本部で記者会見し、文部科学相だった2013、14年に学校法人「加計学園」(岡山市)の秘書室長から学園以外の計11の個人、法人による政治資金パーティー券の購入代金計200万円を受け取ったと明らかにした。その上で「学園から寄付もパーティー券の購入もしてもらったことはない」と主張した。

 下村氏は「いずれも個人、企業が1社20万円以下で購入した。秘書室長が取りまとめて現金を持参したので領収書を作成した」と説明したが、個人名や法人名は明かさなかった。7月2日投開票の都議選に影響する可能性もある。

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