FC2ブログ

マッチポンプ報道 

毎日新聞は、奈良県大淀病院事件で故意の誤報により、奈良県南部の産科医療を崩壊させた。産科医をゼロにしたのだ。

それを、あたかも医療を改善したかのように、同新聞は誇っている。

奈良県の周産期母子医療センターの「構想策定費」予算が計上されたと、恰も自らの手柄であるかのように、報じている。

奈良県の問題は、大淀事件のようなケースで告訴されたのではたまらないと、産科医の多くが産科診療を取りやめたことだ。周産期センターの箱物を作ることを急ぐ必要は全くない。奈良県立医大のNICUを拡充するスペースは十分あるようだ。箱物を作る必然性はない。

箱物の計画が何故最初に来るのか?政治家と官僚は、箱物を作ることだけに執着する。恐らく、そうした公共工事で甘い汁を吸えるのだろう。県民の税金を湯水のように無駄遣いするつもりだ。新聞であれば、そうした切り口で報道すべきことのはずだ。

問題は、産科医療システムと、産科を担う医師がいなくなってしまったことなのだ。その問題の原因を何故追及しないのだろうか。箱物だけ作っておいて、そこで働くスタッフの人集めは「厳しい」等と、箱物を塩漬けにする積りか。

計画を練るだけの予算がついたことを、「本格整備」等とよく報道できたものだ。自ら奈良県南部の産科医療を崩壊させておいて、こうした報道をする毎日新聞は、自分のしていることがマッチポンプであることが分からないのだろうか。

以下、毎日新聞より引用~~~

総合周産期母子医療センター:本格整備に評価の声 課題は医師・看護師の確保 /奈良

 高度な母子医療を提供する総合周産期母子医療センターの新規建設構想策定費などが県の補正予算案に盛り込まれたことが明らかになった14日、医療体制の充実を求めてきた関係者らから、本格整備を評価する声が上がった。一方で、医師や看護師の確保など、ハード面以外の課題も残されている。【中村敦茂】

 大淀町立大淀病院で昨年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明となり、その後死亡した高崎実香さん(当時32歳)の義父憲治さん(53)は「改善の動きは喜ばしい」と評価しつつも、「箱モノだけでなく、そこで働く人の量と質も高めてほしい。県南部に産科のない状況も、1日も早く改善してほしい」と注文した。

 県医師会産婦人科医会の平岡克忠理事は「安全なお産のため立派な施設をつくってほしいが、相当数の医師がいないと医師の側が疲弊してしまう」と指摘する。県医大・病院課によると、センター整備に伴い、医師6人、看護師も約30人の増員が必要。同課は「確保に努めている」としているが、全国的な医師不足の中、状況は厳しい。

 県の構想では、橿原市の県立医大病院に新病棟を建設。後方病床を含め母体・胎児の集中治療管理室(MFICU)18床、新生児集中治療室(NICU)51床を設け、開設は2011年度以降の見込み。現在、既存病棟の改修で進めているセンター整備は、新病棟完成までの暫定的な利用とする。

 総額59億6000万円の補正予算案は、20日開会の6月議会に提案される。ほかに盛り込まれた主な新規事業は、▽平城宮跡などの歴史公園構想策定8000万円▽奈良公園整備構想策定1550万円▽西名阪道へのインターチェンジ設置活用検討費(450万円)----など。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/505-c0218b02