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「健康になりたければ、病院を潰せ」 

NHKが放映した、「人工知能に訊いてみた」というタイトルの番組の最初だけを観た。

5000ものデータベースのデータをコンピューターに入れて、そこから20年後の社会の閉塞状況を打開するヒントを得ようという趣向だ。

最初の命題が、健康になりたければ、病院を潰せ、という刺激的なタイトル。この場合、病院とは、病床のことだそうだ。病床削減・・・うん、どこかで聞いたテーマだと思いつつ見ていると、病床削減すると、平均寿命は延び、悪性腫瘍は減り、脳血管疾患は減る、という驚きの結果。

その現実の例がある、という。夕張市である。夕張は財政破綻し、市立病院が市立診療所になった、即ち病床がゼロになった地方自治体である。だが、夕張の市立診療所では、重症の患者をどんどん市外の医療機関に送り付けている、という重要な事実はどうも隠されていた。市立診療所の医師が、確かピロリ菌除菌を広範に行って「すぐに」胃がんの患者が減少した、という報告をして、そんなにすぐに結果が出るわけないだろうという突っ込みを入れられていたのを思い出す。NHKは、住民の健康を増進するためには、その地方自治体の財政破綻を促せばよいともう一歩突っ込んだ命題を提示すべきである。

こうした番組では、因果関係と相関関係を取り違え、さらに相関の度合いを見誤っていることが多いが、この番組も、その典型である。というか、国民を在宅医療に誘導したいと言う行政の太鼓持ちをNHKが買って出たということか。

そう遠くない将来、日本という国が財政破綻することが見えてきているので、我々はさらに健康に長生きできるはずである。

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