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加計学園獣医学部の物悲しい学生募集要項 

加計学園は今治の新設予定獣医学部の学生募集をすでにかけているらしい。大学設置認可が下りていない内に、学生募集をかけること自体が驚きだが、学生募集のチラシにこんな一文がある。

『合格後、引き続き受験勉強を続け、一般入試でワンランク上の大学、国公立大学にチャレンジすることも可能』

加計学園の言い分では、加計学園獣医学部を合格後、その後行われる他の大学の受験が可能ということらしい。だが、この文章では、どうしても「仮面留年」が可能だとしか読めない。

加計学園獣医学部は、他の追随を許さぬライフサイエンスの拠点になる、という触れ込みのはずなのだが、あまりに物悲しい学生勧誘ではある。滑り止めとして受験し、仮面留年してもらって構わないと、募集要項に記す。加計学園の学生集めの必死さが伝わってくる。

加計学園は、岡山市、倉敷市、そして銚子市で大学を経営している。ことごとく学生募集には苦労しているらしく、とくに後二者は、赤字経営が続いているらしい。いわゆる受験のための偏差値をみると、ボーダーフリー、すなわち合格可能性の偏差値下限がない学部、学科がかなりある。公的金融機関から50億円の融資を受けており、来年春からその利息分の返済が始まる、とも言われている。少子化が進む中で、大学経営にかなり苦労している。

そこで、加計学園理事長加計孝太郎氏は、受験生の応募の多い獣医学部に目をつけたのではないだろうか。それは大学経営者としては一つの選択だ。彼の父、加計勉氏、加計学園グル―プの創始者、は政治家や高級官僚と親しい関係になり、事業の拡大を図ってきた。孝太郎氏は、その路線を拡大し、発展させてここまで事業を拡大してきた。だが、政商の手法で教育事業を拡大することには無理がある。それが露呈したのが、今回の加計学園疑惑だ。

加計孝太郎氏は、公の場で、経緯を説明する責任がある。森友学園のケースとは大違いな扱いだ。ここにも安倍首相と、理事長、元理事長の距離の違いが反映している。

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