JJ8KGZ 

昨夜、7メガの定位置を聞くと、JJ8KGZ LeoさんがCQを繰り返しだしている。おぉ、また出てこられたかと感激する間もなく、キーヤーの電源を入れ、迎撃態勢を整えた。コールすると、リポートに次いで、お天気の報告を下さったので、あれ、まさか忘れられたかと一瞬思った(嘘)。が、その後ご家族のこと、仕事のこと、アンテナのこと等々、20分程度話に花が咲いた。懐かしいことこの上なし。他数局のJAの方々と欧文でラグチューを繰り返していたのは、6,7年前のことだろうか。5年前には、秋葉原で初めて、そしてその後継続することはなかった、その面々のアイボールを開催することができたのだった。以前にもブログに記したが、1990年代、CO2MA Edが来日されたときに、JA製のリグを所望され、私のIC761では大きすぎるということで、彼がYaesuの小さなリグを提供してくださったことがあった。それ以来・・・否途中中抜けの期間が結構あったが、無線で親しくさせて頂いていた・・・。

彼は、あの周波数でCQを繰り返しだしているが、誰も呼んで来ない、と嘆かれる。CONDXの所為なのか・・・と。いや、夏枯れのCONDXもあったが、圧倒的に皆のactivityが低下している為だ、と「やんわり」申し上げた。実際、毎日バンドをワッチしていて、そう思う。CWのactivityの大多数は、コンテスト、アワードのための交信になっており、ラグチュー派は、もっぱら和文だ。かっての欧文愛好者は、某クラブの週一回あるオンエアーミーティングだけに出ることが多い様子。様々な事情、各々の好みによって決まることなので、それについてとやかく言うつもりはない。だが、かっての欧文でラグチューを愉しむ人々はごく限られた時間と周波数に固まっている。これは、JAだけのことではなく、世界的な傾向のような気がする。世界的な傾向というと、大ぶろしきを広げた言い方だが、すくなくともこの40年間、自他ともに認めるビーコン的活動性を保ってきた私(あまりうれしい評価ではないのだが・・・ビーコンとよく言われる)からすると、かっての主流だった欧文による、国内、国外とのラグチューは、かなりのマイノリティになってしまっている。

客観的に現状と将来を見通すと、CWのラグチューは、やがて消えゆくのだろうと思う。簡易な英文の読解、作文の能力、暗記受信の訓練、それにラグチューへの憧憬があれば、このスタイルの愉しみが可能なのだ。が、やはりバリアーは相対的に高く、他の愉しみ方に容易にアクセスできるので、このオペレーションスタイルは、寂れて行くのが必然なのだろう。

ラグチュー派を増やすためにはどうしたら良いか、若い人々にこの愉しみを伝えるにはどうしたら良いか、という問題提起がfacebookのCWのグループであった。確か、フランス人のハム。私は、上記のことに加えて、自分自身がこのスタイルを愉しむことの大切さを説いた。CW界等という客観的な存在はない。もう、自分と、その相手をしてくださる方だけしかいない、と考えるべきなのだ。実際のところ、軍隊や、船舶通信の世界で、CWに練達し、ラグチューを愉しんでおられた世代の方はもういない。彼らの多くがelmerとなって、若手を引き付け、彼らの相手をすることで、CWのラグチュワーを育ててきた。だが、そうした環境、世代はすでに過去のものとなった。この運用スタイルを愛する、我々一人一人が、その愉しみを愉しむことだ。それが若い人々にアピールするかもしれないし、そうならないかもしれない・・・。基本的には、CWの将来には悲観的なのだが・・・、というのが私の結論だった。

Leoさんの、長短点比がやや大きめのきびきびしたCWを受信しながら、そんなことを考えていた。また、あの周波数で彼を待ち受けて、お相手をして頂こう。今はグランウンドマウントのクッシュクラフトのバーチカルらしいが、近々アンテナのグレードアップも考えておられるらしい。お会いする楽しみが増えた。

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