核戦争による絶滅と隣り合わせ 

NHKスペシャル「スクープドキュメント 沖縄と核」、リテラがその内容を記事にしている。 こちら

この番組を見て、一番衝撃的だったのは、核弾頭搭載ミサイルの暴発事故。原発事故の原因にも人為的な側面がある。同様に、核兵器の取り扱いにも、人為的な事故の起こる可能性がある。米国本土でのICBMの発射は、二人の人間が同時にスイッチを押さないと行われないようになっているというが、それでも、人為的なミスで核兵器が暴発する可能性はある。様々なシステムに人為的なミスは必発だと考えて対処しなければならないのだ。

この那覇で起きた核弾頭搭載ミサイル暴発の映像は、ただただ衝撃的である。ミサイルは、砂浜をほぼ水平に海面に向かって直進してゆく。広島型原爆と同規模の核兵器が搭載されていたらしい。米軍人が一人亡くなった。もし核爆弾が爆発していたら、数万人規模の犠牲者が出たことだろう。核兵器が、仮想敵国に向けて発射されれば、それに対する報復反撃が始まり、それに対応してさらに広範な攻撃が行われる。世界規模の核戦争は、行き着くところまで行く。

核兵器の暴発、核ミサイルの誤射によって、人類は確実に滅びる。核戦争になると、シェルターに隠れようが、どこに隠れようが、地球上のすべての文明を何度も破壊できるほどの核兵器が、世界中で炸裂する。次世代に、これまで営々と築き上げられた文明を受け渡すことはできなくなるわけだ。

わが国政府は、核武装をすることを考慮している、という。核兵器禁止条約の採決にも、棄権するという形での反対を表明した。北朝鮮の核武装に対して、それでいて非難できるのか。核兵器を所有すること自体が、人類すべてに対する犯罪だ。核による抑止で安全保障を高める等というのは、幻想にすぎない。一歩間違えば、人類が滅亡することになる。

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