この総選挙は、モリカケ隠しと権力ゲーム 

安倍首相による、安倍首相のための、モリカケ疑惑隠しと、権力ゲームの総選挙。そこで、安倍首相が主張することは、根拠のないデマの類だ。

政治行政を私物化した安倍首相は、退陣するのみならず、議員辞職すべきである。

総選挙での彼の主張と、それの批判とを以下に記す。

以下、引用とコメント~~~

首相「北の脅威への対応と少子化、最大の争点」

2017年10月05日 07時35分 読売新聞

 安倍首相(自民党総裁)は4日、読売新聞のインタビューに応じ、10日公示・22日投開票の衆院選で掲げる経済政策について「アベノミクスをさらに加速させ、経済の好循環を力強く回していきたい。もっと賃金が上がっていく状況を作りたい」と述べた。

賃金を「もっと」上げる?実質賃金は下がり続けている。非正規雇用が増え、格差も拡大している。自民党がかって麻薬中毒のように繰り返してきた、財政出動が「アベノミクス」の正体。円安で輸出企業は業績を伸ばしたが、内部留保の拡大だけが生じ、国民経済は改善していない。国の負債は、天文学的な数字になっている。「アベノミクス」が道半ば、と言い続けてどれだけ経つのか。「アベノミクス」は、失敗であることがすでに判明している。

 首相は「北朝鮮の脅威と少子化にどう立ち向かうかが最大の争点になる。日本の未来を決める選挙だ」と強調した。自民、公明両党の議席が過半数(233議席以上)に届かない場合、退陣する考えを改めて示した。

北朝鮮の軍拡は、米韓による軍事的な圧力を1970年代から繰り返してきたが一因。我が国が集団的自衛権を行使して、この緊張に関与することは、緊張緩和には結びつかない。むしろ偶発的な戦争に巻き込まれる可能性が高くなる。これ以上、圧力を加えても解決しない。米軍の兵站をすでに実施しているが、これで相手にわが国を攻撃する口実を与えることになる。

少子化を急に「国難」だとして、政治利用するのは止めるべきだ。少子化の少なくとも一部の原因は、非正規雇用の拡大にある。非正規雇用増加は、自公政権の新自由主義的な経済運営によって生じた。新自由主義によって、少数の富める者がさらに富み、大多数の貧しいものがさらに貧しくなる。この国難は、これまでの自公政権の政策にこそ原因がある。

 首相はアベノミクスについて「約5年間で雇用は185万人増加した。企業は過去最高レベルの収益を上げている」と成果を強調する一方、アベノミクスを加速させる上で少子高齢化が「最大の壁」になっていると指摘した。「少子高齢化を乗り越えていく」ため、2019年10月の消費税率10%への引き上げに伴う増収分の使途を変更し、高齢者中心の社会保障制度を「全世代型」に転換する方針を示した。

「アベノミクス」なる政策が失敗していることはすでに述べた通り。失敗している政策を加速させてどうするつもりなのだろうか。8%への消費税増税時にも、増税分をすべて社会保障に用いると安倍首相は言っていた。それは嘘であることが分かっている。同じ嘘をつくことは許されない。自民党の税調は、すでに選挙後に消費税増税分の使途を検討すると述べているではないか。安倍首相は、口からでまかせの嘘をついている。

 希望の党がこれまで「消費増税凍結」を掲げてきたことには、「そもそも反対なのか、どういう状況なら(税率を)上げるのか。責任を持った言い方をすべきで無責任極まりない」と批判した。民進党の事実上の解党や、希望、立憲民主党の結党を念頭に「政策がわからないまま離合集散が続くことは大変残念だ」として、「自民党は愚直に誠実に私たちの政策を訴える」と強調した。

前回の消費税増税回避の際に、「リーマン級の世界経済破綻」が近づいていることを、安倍首相はG7サミットで声高にぶち上げ、世界の首脳から失笑を買った。希望の党と、安倍首相の自公政権は、ポピュリズムという点で同類項。希望の党を批判することは、すべて自分に返ってくることを安倍首相は知るべきだろう。

 希望の小池代表(東京都知事)の衆院選出馬が取り沙汰されていることには、「出処進退は自身で決めることだ」と語った。その一方で、「小池知事は(前五輪開催国ブラジルの)リオ市長から五輪・パラリンピックを成功させる責任をしっかりと受け取った。東京は日本の顔で、都政の重責を担っている」とも述べ、都知事の職に専念することが望ましいとの考えをにじませた。

安倍政権自ら、賄賂をばらまき、福島第一原発はコントロール済みだとして誘致したオリンピック。その誘致の撤回を含めて責任を取るのは、安倍首相だろう。安倍首相は、モリカケ問題では頬かむりをして、何も解明しようとしない。安倍首相は、自分で出処進退を決めることができないのだろうか。そもそも、国難は安倍首相自身である。

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