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日本の製造業の劣化 

最近、日本の製造業の劣化が著しい。というか、以前から劣化していたことが明るみに出始めている。

最近、一年間で明らかになった製造業の不祥事。twitterから・・・

三菱重工→大型客船撤退
三菱航空機→MRJの相次ぐ納期延期
東芝→米国の原発事情で巨額損失
タカタ→不良エアバッグで経営破綻
日産→不正検査発覚
神戸製鋼→データ改竄発覚
日立→英高速鉄道で初日から故障

これは、独立した別な問題がたまたま同時に表面化したということなのか。おそらく、根は深い。日本企業、その従業員、経営者は、一つの方向にまとまって進む時には強いが、社内で行われる不正を正す等流れに抗して行動しなければならないことは苦手なのではないか。右肩上がりの成長期には、この同じ方向に向いて突っ走る国民性というかエートスは、成長を助けた。だが、グローバリズムの競争がわが国を襲い、コスト削減の嵐が吹き荒れ、それまで吹き溜まっていた闇の部分が表面に出てきた、ということなのではないか。神戸製鋼のように、政治家・行政・防衛省と強く結びついたことが、不正の発覚を遅らせた可能性のある企業もある。これも、高度成長期に処理されずに残った残渣なのだろう。具体的に問題とその原因が検討されるのを待ちたい。日本の製造業の転換点にあるような気がする。

神戸製鋼の不正は、取引会社6000社、製品の納入先は全世界500社以上に上ると言われている。不正は40年前から行われており、何度かそれの一端が明らかになったが、今回のことで、会社全体が不正に関与していたことが明るみに出た。米国関係政府部門が、神戸製鋼に情報提供を求め、本格的な調査に乗り出すようだ。この規模からすると、神戸製鋼は存立するのが困難になることだろう。

ところが、「おっとっとの」報道が入ってきた。神戸製鋼の社債を日銀が買い支えている、というのだ。社債総額1500億円の約1/3を日銀が購入したらしい。社債は、不正発覚後、暴落していたのだが、日銀の買いオペのおかげか、価格が持ち直しているとも言われている。日銀は、一体何を考えているのだろうか。

神戸製鋼は、安倍首相が政治家になる前に勤めていた会社だそうだ。神戸製鋼と、安倍首相、原発、防衛省などとの密接な関係をリテラが報じている。こちら。

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