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ニュージーランド、TPPから離脱 

ニュージーランドでは、政権の枠組みが変わり、TPPの一線から離脱する様子だ。ISDS条項を受け入れられないとしていたNZファーストという党の意向らしい。ニュージーランドは、TPPを当初から推し進めてきたメンバーであり、これでTPPは成立し難くなるのは確実だろう。

ISDS条項という投資家だけを優遇するシステム、それにTPPを国内法に優先させる制度等、TPPは、グローバル企業を優先する条約だ。各国のおかれた状況を無視し、各々の社会的共通資本を破壊する内容だ。自民党も、参院議員選挙前はTPP反対と主張していたが、選挙が終わると、TPP推進に大きく切り替えた。ところが、トランプ大統領の登場で、TPPの主要国である米国が批准しないことになったのは承知の通り。

トランプ大統領にせよ、NZファースト党にせよ、自国を優先させるための方針転換に過ぎないのかもしれないが、グローバリズムが自国の利益を大きく損なうという判断は共通であり、それは正しい。

自民党の公約違反は、公約を国民への約束だと思っていない点、またTPPが国民に不利益をもたらすことを認識していないという点で、政権党としては致命的な誤りである。公約をこれほどあからさまに反故にすることは犯罪的ですらある。TPPは、日本固有の産業、農業を破壊し、医療福祉制度を国際資本の草刈り場にする。単なる通商条約ではない。国の形を変える条約なのだ。多数を国会でとれば、国の形はいかようにも変えられるという自民党の驕りの現れである。

TPP公約違反を見過ごせば、多数をとったということで、政権党に何をしても良いという白紙委任を与えることになる。

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