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国会軽視の安倍首相 

特別国会が11月1日から8日まで召集される。正味3日間。首相指名だけで終わりになる。1月に開催される通常国会まで、政府は国会を開かない。

野党が憲法53条に基づき要求した臨時国会が、ようやく開かれたら、即日解散。それだけでも、憲法の規定、そして国会を軽視している行動だった。今月22日の総選挙は、「国難」の対処を問う選挙という建前だった。国難があるのだったら、国会で議論すべきだと思うが、安倍首相は国会での議論を忌避している。施政方針演説はおろか、野党との議論も避けている。国会なぞ無視する、という心づもりらしい。国家の首班としてはトンデモない人物だ。

丁寧な説明を尽くすと述べていた、安倍首相のこの国会軽視は、いかなる理由によるのか。

まずは、モリカケ疑惑からの逃避だろう。モリカケ疑惑が、来年1月にもなれば、どこかに消えてなくなると安倍首相は思っているのだろう。会計検査院が、森友学園に最大6億円値引きしすぎたと認定した。加計学園には、100億円以上の公的資金が回っている。これほどの政治・行政の私物化の疑惑は、時間が経てばたつほど明らかになる。安倍首相は、逃げられない。

もう一点、疑惑追及に怯えつつも、国会で圧倒的多数を(どういうわけか)確保したために、国会は、どうでもよいと安倍首相は思い始めているのかもしれない。この徹底した国会軽視の姿勢は、安倍首相が独裁に一歩踏み出したことを意味する。彼の国会答弁は、これまでもいい加減なものだった。質問にはまともに答えず、関係ないことを延々と述べる、相手を攻撃するといった、実質的に国会の議論を軽視する姿勢が、安倍首相には目立っていた。その姿勢の行き着く先が、非常事態条項(自民党では非常事態対応という、また目くらましの表現をしている)の制定だ。これは、ナチスが、ワイマール憲法を骨抜きにし、ヒットラー独裁を実現したやり方に酷似する。

・・・とここまで記したら、安倍首相が、野党との質疑に応じると述べたというニュースが飛び込んできた。野党との質疑から逃げていると思われるのを嫌ったのだろう。・・・でも、これまでの慣行を破って、野党の質問時間を減らすと主張し始めているらしい。気が小さいというか、わがままというか。しかし、一国の首相、それも権力が集中するようになった政治家が、こんな体たらくでは、国民はたまったものではない。こんないい加減な人物に、非常事態条項という武器を持たせたら危険極まりない。

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