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産婦人科医の悲痛な叫び 

昨年11月に、神奈川県産婦人科医会から、下記のような声明が出されていた。悲痛な叫びのように思える。

参議院選挙では、産科医療の崩壊、医療全体の崩壊についてはあまり議論されていないようだ。やはり、犠牲者が数多く出て、痛みが国民全体に及ばないと、問題にならないのだろうか。

以下、神奈川県産婦人科医会のサイトより引用~~~

本県内において一昨年来、急速に進行している産婦人科医師不足、更には、病院、診療所での分娩取扱い中止が相次ぐ中、昨年にも増して、産婦人科専攻希望医師が激減しております。本年4月本県で初期研修を修了した約600余名の医師のなかから産婦人科を専攻した医師は全県でわずか12名でしたが、明年4月からの次年度は激減してわずか7名の見込みとなっております。
 私たちはこの理由として、現在の最善の医療を尽くしても避け得ない妊娠・分娩に伴う不幸な結果に対しての診療不信、さらにつづく訴訟、また、産婦人科医師不足のため、不眠不休で終夜勤務をしても、そのまま朝から通常勤務、手術へと入らざるを得ないという過酷極まりない勤務環境があると考えています。現在、神奈川県内の産婦人科医の勤務環境は、全国レベルで指摘されている過酷さの平均からもさらに劣悪な状態となっており、皆で必死に支えているのが現実です。現在県内の分娩扱産科医療機関はマンパワーとしても、施設としても許容能力を超えており、母児の生死にかかわる緊急救急対応に際して東京、関東近県の医療機関を何時間も探し回って依頼することが頻繁に発生しており、他県で発生している送院の遅延による不幸な事例がいつ本県で発生してもおかしくない逼迫した状況であります。私たちは誠実に最善は尽くしておりますが、許容能力を超えたことは診療上不可能であります。すでに、その深刻な問題点と改善へ向けての諸提言は各方面に重ね重ね切実に訴えているところです。
 県民の皆様におかれましては、今現在、県内すべての地域で産婦人科医療が許容限界をこえていることに十分ご理解賜り、ご協力をお願いするとともに、関係各機関、行政へも重ね重ねではありますが、ご理解と早急なご対応をお願いたします。
以上関係行政機関、報道関係に公表をいたしました。

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