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安倍独裁政治がなぜ生まれたのか 

内田樹氏による 安倍独裁制の本当の正体という論考。先日の衆議院選挙の総括、安倍独裁制の本質について、納得させられる分析だ。ご一読をお勧めしたい。

現在の選挙制度が民意を反映し難くなっている。小選挙区が導入された当時期待されていたように、政権交代が容易になることはなかった。結果として、行政府のみならず、行政府を掌握した安倍首相の独裁になった。国民は、国会の議論の陳腐化、無意味化、挙句の果ての強行採決の横行・・・これはもっぱら、政権与党と安倍首相に責任がある・・・によって、政治に期待をしなくなり、選挙に足を運ばなくなった。国会議員も党の意向を疑うことなく、それに沿って動く社員化している。国民、とくに若い世代もまるで株式会社の社員のように、上の言う通りに行動するようになっている。こうした事態に対する対処としては、国会の機能の回復、立憲主義に立つ政治の回復である。・・・といった風にまとめられようか。

リタイアしてから、時々、国会中継をテレビやネットで観ている。そこで繰り広げられる、政府与党、特に安倍首相の答弁は、論点外し、恫喝、無意味な繰り返し、嘲笑である。意味のある議論になっていない。あれを見ていると、国会が無意味だと思わせられる。従って、選挙に行く動機も消え失せる。その虚無感が、政治を螺旋状にどんどん劣化させている。その劣化の連鎖、悪循環を断ち切ることが必要なのだ。

とくに、自民党を支持する若い人々に語り掛けなければならない。今の劣化した政治は、結局彼らに犠牲を強いることになる、ということを。


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