FC2ブログ

庭で腐葉土づくり、庭師のHさん 

我が家は、ド田舎なので、敷地が結構広い。母親の実家がかって代々所有していた土地で、雑木林に囲まれた辺鄙な場所だった・・・今は、それなりに人家が周囲に建っている。通りから、我が家へ入るエントランス(といえば聞こえが良いか、何も使っていない土地の端にある通路)に沿って、サツキの植栽がある。20、30mはある、その一列に並んだサツキの成長が、通り近くであまりよくない。花の咲き方も元気がないことに気づいていた。水やりが足りないのかと、夏場乾燥した時には水やりをしてみたりしたが、変化がない。

とあることから、サツキの植えてある土地、30から50cmの深さに、砂利や建築廃材が埋められていることが分かった。それによって、通りに近い植栽の成長が悪いのだ。砂利や建築廃材は、何時かは分からないが、土木業者が分からぬように埋めていったもののようだ。父親が健在のときに、道路建設業者にあの土地を無償で貸した。その挙句に、業者は「砂利を撒いておくから。」と父親に言って実際に砂利を撒いていったこともあった・・・後で聞かされた。こうした事情に詳しい方何人かに尋ねると、同様のことは珍しいことではないようだ。土木業者にしてみると、砂利・廃材の処理の手間、コストがかからず、こうして関係ない土地に埋めて行く誘惑があるのだろう。

その処理を半ばあきらめていたのだが、今年の夏から、一人で土地を掘り返し、砂利・廃材を篩で選別し、それを業者に頼んで処分してもらってきた。結構な運動量。サツキに沿って空いた細長い穴に、これまた大量に発生する落ち葉を入れ、腐葉土とすることを考えた。1mx10m以上の穴を掘り、サツキの根の下までできるだけきれいにする作業。どうにも一人では処理しきれないと思い、時々庭の仕事を手伝っていただいている庭師のHさんに相談してみた。腐葉土を作ることは賛成だということで、彼が先日やってきて手伝って・・・というか、メインになって作業をしてくださった。彼の軽トラックの荷台に一杯になるくらいの砂利・廃材が出た。実は、この2、3倍以上の量をすでに処理している・・・。

IMG_4006.jpg

実は、別な土木工事で、同じように砂利や廃材を庭に埋められたことを最近経験した。それについてクレームをつけると、すぐに対応してくれた。おそらく、廃材などを土中に埋めることは、routineに行われているのではないか、と改めて思った。

ここまでは、どうでも良い前置き。Hさんは私と同年代で、地方公務員の現業の仕事を定年退職なさった方である。定年後、こうした仕事を一人ですることをライフワークと考え、勉強をなさり資格を取り、そして定年後は別な庭師さんについて2,3年訓練を受け、それから独立して仕事を始めた方だ。彼の仕事ぶり、そして話をさせて頂いて、いつも感心するのは、庭師の仕事、そして対象とする庭木、草花を本当に愛しておられるということだ。我が家の西側に高さが10数mはあろうかという、桂の木がある。それを見つけてしばらく眺め、「う~ん、すばらしい木ですね。まっすぐに伸びている・・・。」と感動した面持ちで仰ったことがあった・・・この件は、以前アップした。それまでは、単なる庭木だと思っていたのだが、たしかにしばらく見上げていると、その桂の木の生命力のあふれた立派な佇まいに私もこころ動かされる気がした。そうした樹木、庭への愛着があるためだろう、仕事ぶりはとても丁寧なのだ。いつまでこの仕事を続けられる積りかと尋ねると、にこっとしながら、身体が許す範囲でいつまでも続けたい、との返事であった。

IMG_4007.jpg

砂利・廃材の処理は、しんどい作業で、またすべてを処理しきるわけにはいかない。だが、Hさんとの共同作業で腐葉土作りをできたことは嬉しいことだった。Hさん、今日は、すももの木の剪定作業に来てくださっている。10時のお茶請けに、自家製の干し柿をお出しした。

IMG_4014.jpg

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/5613-3276f01f