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うんざり!(笑 

先日、診療報酬支払い基金の審査会から、次のような文面の通知が来た。

私の診療所は、他の小児科施設に比べて、気管支喘息・アレルギー性鼻炎・慢性副鼻腔炎・アトピー性皮膚炎の診断名が「多すぎる」。今後は、診断根拠を尋ねることもありうる、という内容だ。

何てことはない内容であるが、診断根拠を尋ねるということは、私の診断を疑っていることを意味しているようだ。あまり気分の良い話ではない。

私は、大学時代からアレルギー・喘息関係の疾患を興味を持って診てきた。ある大学の喘息外来を責任者として数年間担当してきたこともあった。さらに、喘息には、アレルギー性鼻炎等が合併することもしばしば認められる現象だ。興味を持ってみており、救急にもある程度対応するとなると、自然に患者さんは、集まり、集積して行く。自慢ではないが、隣町から通ってくる患者さんも多い。

大学にいた頃は、アレルギー性鼻炎や、慢性副鼻腔炎については、酷くなると、耳鼻科にお願いするという方針だった。両者と喘息とに、臨床的な強い関連があることに気付き、開業以来、鼻汁スメア・硬性鼻鏡、場合によってはX線写真等を用いて、積極的に観察し、治療してきた。その成果も上がっていると自負している。

そうした事情を捨象して、他の施設と比較して、違うということだけで、問題視するとは一体何事だろうか。診療報酬についても、一人当たりの単価が他と比較して高い場合には、「指導」を実施する方針だと聞く。「指導」等とは名ばかりで、行政は重箱の隅をつつくような指摘をして、診療報酬の返還を求めるという「経済的な目的」のために行なうのだ。行政の決め事には、可笑しなことが余りにも多い。

あぁ、昨日から、むしゃくしゃすることしきりだ。行政は、ただただ医療費を削減することだけを目的にしている。診断根拠に疑問があるなら、それをただ単に聞いてくればよいではないか。

真面目に仕事を続けてきたが、こうした行政に関わることは、うんざりだ。そろそろ引退を考えても良いのかもしれない。

コメント

サンプル

堀尾です。
私が、アレルギー鼻炎+喘息の見本です。応援します。

ありがとうございます(笑。もう喘息患者さんは、他で診ていただこうかと・・・というのは冗談で、これまで通り、しっかり診療したいと思います。

しかし、そろそろ仕事の規模を縮小して、長い休みをとり、Wの友人達を訪ねて車で旅行してみたいという思いが過ります。

そうですか・・・

>気管支喘息・アレルギー性鼻炎・慢性副鼻腔炎・アトピー性皮膚炎の診断名が「多すぎる」

素晴らしい指摘ですね。慢性副鼻腔炎は少し置いておいても、他の病名は小児科なら頻用される病名です。頻用されるだけではなく、書いていないと「適用外」で査定される事の多い病名ともいえます。

病名を書いたら指導、書かなければ査定。レセプトオンライン後に行なわれる審査がどんなものになるかが、これだけでも十分想像できます。

>>しかし、そろそろ仕事の規模を縮小して、長い休みをとり、Wの友人達を訪ねて車で旅行してみたいという思いが過ります。

その時にはアメリカ国内の運転手役として是非私めを!(余計なお節介か…スゴスゴ)v-409

Yosyanさん

仰られる通りです。サブスペシャリティを持つことは、まかりならんということなのでしょうか。自らの良しと信じるところを行うのみです。夏場、感染が減ると、アレルギー疾患ばかりになってしまいます。やり難いですねぇ・・・。

KGZさん

米国の広々とした国土を車で、あちこち訪ね歩くのは、夢ですねぇ。早くしないと、訪ねるべき友人達が、あの世に旅立ってしまう・・・私の方が先かな(笑。無線の友人と、Rt1をサンフランシスコからサンタバーバラまで走ったのは、既に20年前になりました・・・いつかご一緒できたら良いですね。運転手は私、ブラスパさんが通訳(微笑。

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