FC2ブログ

W7ZQ 再び 

昨夜も、14メガは少なくとも北米には死んでいたし、7メガは信号が弱く、ノイズがじゃりじゃりいっていた。半分諦め気味にCQを7メガで出した。スタンフォード大学の近くに住むW6TC Geoから、ようやく呼ばれた。しばらくぶりの交信。その後、聞き覚えのある闊達なキーイングで、Jim W7ZQが呼んできてくれた。

Jimは、先のエントリーに記した通り、7メガのクワッドに故障を抱えていた。4月に降った湿り気のある雪が、7メガのクワッドのエレメントにまとわりつき、スプレッダーが破損したのだ。その故障を、つい最近ようやく自分で修理したのだという。6日間かけ、トータル6時間の修理で、大変だったそうだ。50M級のタワーに上ることすら、私には想像を絶するが、その上で、あの大きなクワッドの修理をするとは、ただただ脱帽だ。それに79歳という年齢を考えると、超人的とさえ言える。

我々の暦では、「立秋」になったところだ。秋めいてくるこの時期に、7メガにカムバックされるにはとても良い時期だ、と申し上げたら、喜んでおられた。

奥様が、この20日に膝の手術を受けるらしい。いつも何事かがおきるものだ、と言って笑っておられた。250マイル離れた同じモンタナ州の町の医療機関にかかっているらしい。コロラドまで通わなくて済むようだ。すでにもう片方の膝の治療を受けて、今度の医師は、とても良い医師であることが分かっているので、安心している、と。

私の老母の様子を尋ねてくれる。年齢相当に問題を抱えているが、元気にしている、毎朝、朝飯を用意するとにっこり微笑んで、食べてくれると答えた。彼の母上は、1990年代、95歳で亡くなられたらしい。今でも、母親が懐かしいと言う・・・。

私は、昔のようにビールを飲んでHAPPY HOURを過ごすと、夜の睡眠の質が悪くなる、それで、最近は、無線とチェロでリラックスをしていると言うと、楽器が弾けて良いねと仰る・・・よくある反応だ・・・。彼は、CWという音楽しかできないから、と言って笑う。CWは余り美しくはないからなとも仰る。いやいや、JimのW0HTH、W0HJ時代(彼は、1960から80年代にかけてこれらのコールを使っていた)のCWを聴いて、「エクスタシー」を感じていた、あれは音楽そのものだった・・・それに、W7ZQのCWも素晴らしい(ちょっと付け足したようになってしまって、少し焦る私・・・(笑))と申し上げた。これは、おべっかでも何でもなく、本音だ。

最期に、40年前からの付き合いになるねぇと言う彼。それでは、これからの40年間もどうぞよろしくと私が答える。すると、Jimは、我々の最期の交信は、彼自身が120歳近くになってからになるね、と大笑いしていた。

願わくば、これからもづっと折に触れて、彼との交信を続けることができるようにと祈りながら、お別れした。一期一会である緊張感と、未来の来るべき多くの楽しい交信への期待感とこころのなかで二つの気持ちが相俟って、緊張しつつも暖かな気持ちだ。交信のたびにこうした感慨を抱かせる相手は、本当に少なくなりつつある・・・。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/578-10c54062