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国民を危険に曝し、だます政府 

米朝開戦になれば、韓国が甚大な被害を被る。そのために、文大統領は北朝鮮との対話に積極的な姿勢を示す。それは当然なことだ。

米国も、開戦となれば、地上戦が必至で、「汚い戦争」になると見ている。その結果、米国にも大きな被害が及ぶ。圧力をかけつつ、その一方で、対話を模索するのは当然のことだ。対話の模索を下記の記事が報じている。本来、外交はそうした二面性を持つものだ。

その一方、我が国は、南北朝鮮間の対話を阻害し、北朝鮮への敵対姿勢を韓国に取らせること、米韓軍事演習を行わせることだけを目指している。後者が酷い内政干渉であることはすでにアップした通り。

わが国政府の内心は、米朝開戦は起きないという見通しだ。安保法制に基づく防衛出動が違憲であるという自衛隊員が起こした訴訟は、高裁で差戻しになった。こちら。その内容も重要だが、国側が提出した意見書では、存立危機事態に至る状況にはない(だから、防衛出動はない)と言い切っている。国の安全保障環境は危機的状況ではないという国の判断である。

その一方、政府は、北朝鮮の軍拡に対する危機意識を煽り、国民には、Jアラートを用いたミサイル避難訓練を課している。米国から軍備・兵器を際限なく輸入している。航空母艦も作り、対地ミサイルも装備し、先制攻撃を可能にしようとしている。そして、最終的な目的は、改憲なのだ。北朝鮮問題について冷静な分析をし、無用な危機の扇動・軍拡を進めないことが政府に求められるのに、北朝鮮問題を利用して、改憲に突き進もうとしている。それを達成するためには、韓国へ内政干渉することも厭わない。

米国では、トランプ政権下、どのような突発的なことが起きるか分からないが、それでも圧力と対話の二面で問題に対処しようとしている。圧力・軍拡一辺倒なのは、我が国だけだ。改憲という目的を達成するために、外交を利用している。

国民を危険に曝し、だましている。醜悪である。

以下、引用~~~

米副大統領、北との対話の可能性示唆…米紙報道

2018年02月13日 06時00分 読売新聞

 【ワシントン=黒見周平】ペンス米副大統領は米紙ワシントン・ポストのコラムニストによるインタビューで、北朝鮮との対話に関するトランプ政権の方針について「対話を望むのであれば、米国は対話する」と述べ、圧力は維持しつつ、非核化が進展しない段階でも対話に応じる可能性を示唆した。

 前提条件なしの対話に否定的だった従来方針の転換を意味するのか、真意は不明だ。

 ペンス氏は韓国からの帰国途中、専用機内で同紙コラムニストのジョシュ・ロギン氏の取材に応じた。記事によると、韓国の文在寅ムンジェイン大統領はペンス氏との会談で、「北朝鮮に対し、経済的、外交的な見返りは非核化の具体的な措置に対してのみ与えられ、対話だけでは得られないとはっきり伝える」と言明。両氏はまず韓国が五輪後に北朝鮮と対話し、米国がその後に続く方向で合意したという。

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