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さて、どうしたものか・・・? 

書こうかどうか迷っていたのだが、思い切って顰蹙覚悟で書いてしまおう。

CWのactivityがガタッと落ちていることはすでに何度も書いた。だが、それ以上に深刻なのは、ダイアローグにならぬ、一方向のモノローグのことが多いこと。自分の言いたいことだけを語り続け、話題のやり取りがない。これは、恐らくオペの高齢化が関係していると踏んでいる。高齢化すると、他者への関心が薄れるand/or他者の考えを理解できないことが多くなるのだと思う。高齢者が、今を生きるのではなく、過去を生きるようになるのはそれと関係している、ないし互いに因果関係にあるのかもしれない。

CWの交信では、通信効率が低いために、一方向のモノローグにとりわけなり易い。フルQSKにしたら、そうした事態を避けられるのかとも思うが、フルQSKでもモノローグを続ける方を知っている。やはり、知的な退行が始まってしまった場合は、なかなか意味のあるやり取りが難しくなる。

CW人口の高齢化によって、この一方向のモノローグが蔓延しているとしたら、もう改善の余地はないということになるのかもしれない。あまりに悲観的過ぎるだろうか。否、やはりそれが現実だ。Wのオペ達を見ても、大多数がモノローグの開陳を繰り広げている。

以前から65歳を過ぎると黄色信号、そして70歳を過ぎると赤が点滅する。80歳を過ぎると、まず間違いなく、この知的退行は進行する、という風に感じてきた。CWの世界を観察してのことだが、通常社会でも同様のことが言えるのではないか。そして、私も60歳台後半に差し掛かり、黄色から赤に変わる年齢に差し掛かっている。最近、相手がモノローグを始めると、心底ウンザリする。以前はもう少し我慢強かったし、もうちょっと神経を集中して聴かなくてはと思ったものがだった。だが、最近は、もういいやと投げ出したくなる。そして、時々自分がmonologistになっていることに気づき、ハッとする。

勿論、80歳を過ぎても知的にしっかりしており、楽しく会話をできる方もいる。だが、残念ながら、それはかなり例外的だ。

さて、どうしたものかと自問する。そろそろ、手を引くべきときか・・・。

ただ、CWで会話をすることは、かなりの知的な作業で、頭の訓練にはなる。本当に時々あぁ交信出来て良かったと思う方もおられる。一方で、大多数は、もうご免こうむりたい、という相手。そして、私自身がそう遠くない将来、相手の方に同じように思われるようになるかもしれない、迷惑をおかけするのではないか、という疑念がいつもつきまとう。

頭脳の訓練としては、SNSやメールで、外国の友人とやり取りをすれば良い。一方、無線から離れることは、多くの友人との直接の接点を失うこと。

だが、私も彼らも同様にこの加齢という坂道を降り始める。人生は大きな峠を歩むようなもの。峠を登り切り、見晴らしが開けてくると、あとは下降するばかりだ。それが人生の現実であることは間違いがない。

さて、どうしたものか・・・。

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Re: タイトルなし

橋本様

年配の方でCWをマスターすべく頑張っておられる方の足を引っ張る、ないし冷や水を浴びせかけることになるのではないかと、このポストをアップすることに躊躇しておりました。あくまで私の個人的な感想であり、一般化することはできないと思っています。また、橋本さんのような、例外的な方もおられます。私は、すこし草臥れてきたというのが正直なところで、橋本さんのような方に代わって頑張って頂きたいと念願しています。私もすぐにフェードアウトではなく、徐々にそれに向けて準備をしようかというところです。また、オンエアーでお目にかかりましょう。是非、CWへのチャレンジをお続けください。

60 歳後半?  まだまだお若いです!

NUTさん、今晩は。いつも政治的社会的ご意見には敬意を表します。しかし、"ORT談義”は当局の感想としてNGです。NUTさんの求めている、CWでラグチュウができるハム、は英語を母国語としているハムの中でも稀な存在になりつつあるのではないかと思います。しかもmonologではなく相手を気遣ったdialogで紳士的なQSOとなれば、ハードルはさらに高くなります。QRTなど言わず、われわれ後進(年齢だけは先輩ですが)のために、お手本となるようなCW QSOを続けていただきたいと思います、できればもう少しQRSで(笑)。7.026に合わせてワッチしている中級CW operatorが何人もいると思います。NUTさんのようになりたいが・・・なかなかなれない(当たり前ですが)、そんな思いで必死に解読を試みている声を出さぬ、静かなれど熱いCW中級ハムもいるのです。Wのお仲間とスケジュールQSOででもよろしいと思います。ぜひCWの英語ラグチューを続けていただきたいと願っております。
  CQを出してもお呼びがかからないことについて率直に申し上げます。JA1NUTはあまりにもBig-nameだからです。日本人だけでなく世界のCW-freakにとっても有名人なのです。world-wideのCW-Operatorには恐れ多く、NUTさんのCQに声を掛けることは勇気がいることです。NUTさんがCWを始めたころ(中学生の頃でしょうか)、を思い出してください。USAの名だたるOMのCQに反応するのに一糸呼吸もふた呼吸も必要だった頃があったのではないでしょうか。Google でJA1NUTを英語で検索すると80000件も出てきます。NUTさんのCQを聴いて、callする前にgoogleで見て、恐れを感じる人も少なくないかと思います。小生も同じでして、20wpm のQRSでは失礼ではないかと、後ずさりしてしまいます。有名人の宿命というものだろうと思います。SSBの世界でも同様な傾向はあるかと思います。
 長々と書いてしましました。NUTさんよりお若干年上という立場で失礼ながら一言(CW-freakの志を有するものの一人として)申し上げるならば、CWの魅力を後世に伝えていただきたいのです。絶滅危惧種であっても絶滅してほしくはありません。それにはNUTさんがCW英語ラグチュウを続けてくれることしかありません。CWラグチューのお相手になれないビギナーんの立場ですが、失礼を顧みず一筆啓上させていただきました。声なき声の一人からのお願いです。

Re: 60 歳後半?  まだまだお若いです!

OQQさん

過分なお言葉をありがとうございます。私のコールが、少し知れているとしたら、過去数十年間activeに、いやちょっと狂ったように無線をしてきたためだけなのではないかと思います。いつリタイアするか、ということはお会いした時にでもお話させて頂けたらと思っています。CWという技能、文化を、後世に伝える役割を少しでも果たせたらと思っていたこともありましたが、ここまでactivityが下がり、また制度面でもニューカマーが入りにくくなってしまうと、もう難しいのではないかと思うようになりました。今、朝7時半くらい、14メガをちょっと聞いていますが、W6一局が寂しそうにCQを出し続けています。JAでは、出ている局が全くいませんね。少し悲観的に過ぎるように聞こえるかもしれませんが、やはり無線、とくに在来のモードはfade outする運命なのではないかと昨今感じています。また、お目にかかった折にでも、ゆっくりと・・・。7026で寂しくCQを出している私を見つけたら、いつでも呼んでください。QRSなり、禁断モードへのQSYなりを致します。

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