高齢女性の貧困 

Frontiers blogに、近い将来、我が国の高齢者女性がさらなる貧困に陥ることが記されている。こちら。年金受給者女性の1/4は貧困状態になり、それが単身者であると1/2にまで達する、ということだ。

確かに、年金制度は、戦後すぐに女性は家庭で専業主婦になることを前提に作られた。単身の高齢女性が増えることを想定していなかった。さらに、共働きであっても、女性は圧倒的に非正規雇用である場合が多く、年金の面でハンディキャップを負っている。

そうした女性の多くは、国民年金のみ、ないし無年金で老後を迎えることになる。一部は、生活保護を受給することになるだろう。それは、社会保障コストを飛躍的に増やすことになる。

マクロ経済スライドによって毎年年金額は減らされ続けている。社会保障予算は、削減の格好のターゲットになっている。そして、年金制度のなかでとりわけ劣悪な状況に置かれているのが、単身生活の女性である。

先に紹介した、The Guardian誌の経済格差拡大の記事の内容が、我が国にも生じつつある。富める者はさらに富み、貧しい者はさらに貧しくなる社会だ。

それで良いのだろうか。

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