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茨城県県西部の病床削減 

私の仕事場だった地域、茨城県県西部の医療機関再編が報じられている。

県西総合病院(299床)、筑西市民病院(173床)、民間の山王病院(79床)の3病院を再編統合し、地方独立行政法人の茨城県西部メディカルセンター(250床)、公設民営のさくらがわ地域医療センター(128床)にする。

ということらしい。この再編による総病床数の変化は、551から378病床への減である。もちろん、他の医療機関の病床が増えるわけではないので、173病床の純減になる。3割以上の大幅減である。

この病床減の受け皿として、行政は、在宅医療を考えているのだろう。高齢化、核家族化が進んでいるこの地域で、果たしてそれが可能なのかどうか・・・患者、その家族にとって、きわめて困難な状況になることは見えている。

そもそも、米国などの病床数と比較してわが国の病床数が多すぎるという議論では、米国などで病床という場合、急性期病床であることが見過ごされている。慢性期病床は、病院以外の形であるのだ。ただ医療費削減だけを目指して、病床を減らすことは、市民に多大なしわ寄せを起こす。

このようなプランを策定する官僚、政治家は、希望すればいつでも医療機関に入院できる特権を持っている。患者、その家族の問題を自分の問題として考えられないのだろう。

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