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無線局免許 

アマチュア無線局の免許を受ける方法は、簡略化されてきたとは言え、基本的に数十年間変わっていない。

技術的に法令に適合している送受信機を、用いる場合は、その証明(技術基準適合、技適という)によって、免許を申請する。この技適を与えるのは、アマチュア無線ではJARD財団法人日本アマチュア無線振興協会という特殊法人だ。この組織は、官僚の天下り先になっている可能性が高い。アマチュア無線機器のメーカーが、技適を取得するのに、相当の費用がかかるようだ。結局、その技適取得費用を、我々ユーザーが支払っている。注意すべきは、一台一台検査するわけではなく、機種全体にして技適を与えるので、単に書類上の保障にしなかならい。

技適を得ていない機種の場合は、もっと酷い。TSSなる民間天下り機関が、技術的に問題のないことを事務的に保障するのだ。その際に、保証認定料という、マルボウのみかじめ料のようなお金を、我々からふんだくるのだ。と言うのは、TSSは書類審査をするだけ、恐らく書類上の審査も殆どなしに自動的に事務的に処理しているだけだ。我々は、余分な手間と、金を取られる。

免許本体について言えば、移動局と固定局の区別などと言う時代錯誤も甚だしい免許の区別が残っている。5年毎の再免許・電波利用料の納入の手続きなどが重複して、面倒であるし、免許人が一人なのに、移動と固定という二つの免許を取らねばならぬのもおかしな話だ。

米国や、他の先進国では、アマチュア無線従事者免許に許される範囲の設備を、特に面倒な手続きなしに、使うことが許されている。所謂、包括免許である。

10年以上前、アマチュア無線にまだ元気が沢山あった時期に、この免許制度の議論が、様々なところで行われていた。包括制を望む声が強かった。しかし、日本アマチュア無線連盟JARLは、実質上動かなかった。それを良いことに、行政は、このおかしな制度を改善しないままここまで来ている。アマチュア無線人口が減り続けているし、恐らく、天下り先を確保する上では、旨みのない領域なのだろう。このまま、放りっぱなしになる可能性が高い。

放送局の免許制度については、詳しくはないのだが、わが国のように行政官庁が直接免許する国は多くはないと聞いたことがある。放送局の場合、世論の形成に大きく関わるので、政治権力と結びついた、行政官庁が強力に統御しているとすると、大きな問題だろう。様々な問題、特に医療問題でその感を強くするのだが、に関して、放送を始めとするマスコミが、全く同じ論調で報道するのを見ると、何か、権力の監視と統御が行き渡っているように思えて、背筋が寒くなる。

無線局の免許は、時の政権や官僚機構から独立した第三者機関が公平に与えるようにすべきだ。

コメント

FT-2Kを追加登録するのに1ヶ月もかかりました。(お盆休みが間に入ったせいもあるでしょうが)技適リグなので総合通信局に直接無料で申請ができ、費用は往復の郵便代のみでしたが、買ったリグが1ヶ月も電波出せないのでは不具合確認もできません。せめてネットで登録するだけにしていただきたいですね。
さらに、移動局(JE3UWU)の免許が10月20日までということに昨日気がついてあわてて再免許申請しました。こちらは、8月から工事設計書が省略できるようになって簡素化されましたが、3050円の印紙を収めねばなりません。
欧米並みになるのは何時のことやら、たぶん永久にならないのでしょう。

本当に、包括免許にして欲しいですね。官僚は、アマチュア無線等あまり権益にならない分野にはもう手を加えることもしないのでしょうね。JARLが、強力に主張すれば、動くのかもしれませんが、社団法人法人格を取り上げるという「脅し」を受けて、JARLは官僚の言うがままのようです。PLC問題で官僚・業界連合に譲歩しまくりなのも、それ以外に考えられません。

完全なフリーズ状態なのではないでしょうか。

FT2000、過日ちょっぴりお聞きしましたが、綺麗な信号で聞こえていました。

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