FC2ブログ

新潟県知事選挙が、この国の行く末を示すことになる 

新潟県知事選挙が行われている。野党共闘の候補と、現政権よりの候補の一騎打ちである。現政権候補は、原発再稼働に「慎重な」姿勢だが、元来官僚出身で、二階自民党幹事長の秘書もしていた人物。慎重な判断とは、当選後再稼働を行うという意味である。一方、野党共闘候補は、再稼働に反対の立場に立つ。いずれが、県民の立場に立っているか、これだけでも分かる。

この選挙が、国政の行方も占う。というか、自公政権は、この選挙で勝てば、安倍首相は信任されたとして、森友・加計問題を無視し始めることだろう。現在、接戦中であり、投票率が上がらなければ、政権寄りの候補が有利と言われている。

理性的に考えれば、この選挙は、野党共闘候補が圧勝してしかるべき選挙なのだ。何しろ、安倍政権は、公文書改ざん、隠蔽を日常茶飯事のように行い、我が国の民主的な統治機構を破壊しているからだ。昨年、公文書改ざんが明らかになってから、それに合わせるように、公文書の廃棄を進めていたことも判明している。行政統治機構は、存在しないに等しい。そうした公文書が、行政事業を後から検証し、その是非を判断するために必須のものだからだ。行政統治は、現政権の思う通りにやり、その記録は、現政権にとり都合の良いように改ざん・隠蔽する、ということが行われている。

野党は、これに反発し、あらん限りの証拠を提示して、現政権を追い詰めているが、安倍首相・政権幹部は、記憶にない、認められないの一点張りで、自らの非を認めようとしない。政権は、自らの立場を補強するために、さらなる隠蔽・改ざんに手を染めている。政権内部・与党から批判の声がもっと出てきても良いはずなのだが、安倍首相に権力が集中しており、それは起きない。政治倫理とか、知性を超えた暴挙が日常茶飯事に行われている。

結局、世論調査で現政権への支持率が3割台にあることが、安倍首相がこのように腐臭漂うやり方で政権運営をするのを可能にしているのだろう。現政権支持の内訳をみると、半数が、どちらかというと支持するという立場。おそらく、現在進行している行政政治の私物化による破壊に関心を持たない層なのだろう。もう半分は、安倍首相を無条件に信じ支持している層。この積極的支持層は、自らがこの強権的な政権に隷属していることを誇り、隷属しない者を嘲る。隷属状態を自ら愉しみ、他の人々を隷属に巻き込もうとする。奴隷の本性は、自らの隷属を自慢し、隷属しない者を嘲るところにある。

そうした一部の国民が、この異形の政権の存続を可能にしている。政権が、安保法制、高プロ制度で国民に牙をむき始めているが、もっと明白な形で国民を虐げるようにやがてなる。その痛みを負わされてからでは、遅い。この政権への隷属をいつ自己認識するか、そして無関心から目を覚ますのかに、この国の再生はかかっている。

新潟県知事選挙の結果が、その見通しを明らかにすることだろう。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/6236-b070533c