規制の悪用と奴隷社会 

国家は、法によって治められ、その規制に従わない場合は、罰せられる。法治国家とはそういうものだ。この体制は、法と、法の執行者に全幅の信頼を置いて成立する。

ところが、その法治主義を利権を得る手段としている連中が、社会の中にぞろぞろと出現している。

モリカケ、さらにはペジーで利権を得ている連中は当然のこと、医療の面でも、さまざまな新たな規制を敷き、それによって利権を得る連中がいる。新専門医制度も、そうした規制の一つだ。やがて、医療、とくに地域医療をずたずたにする。診療報酬でも、何らかの講習、学会参加が、新たな薬剤・治療法使用の条件にされることが多くなってきた。官主導のこうした講習の類は、実質的な意味はほとんどない。

アマチュア無線でも、何度か記している通り、新スプリアス規制を課せられることになった。検定済みのスペアナでスプリアスを実測するか、JARDの保証認定を受けるか、と当局は、アマチュア無線家に迫る。大多数は、JARDの保証認定を受けることになる。それは以前からの保証認定と同じく、書類上でアマチュア無線機器の機能を保証する、という無意味な手続きだ。結局、JARL理事達が天上がったJARD等に、「上納金」を収めるということに他ならない。JARD等には、キャリアー官僚以外の官僚が天下るのだろう。facebookで知ったことだが、我が国以外では、アマチュア無線団体と、当局が交渉し、アマチュア無線をこのITUの規制の対象外にしている、ということだ。確かに、米国、ドイツ、シンガポール等の友人に、この規制のことを尋ねても、一体それは何?という返答しか返ってこない。

ここで、一番の問題だと思うのは、こうした利権絡みの規制に対して、否という人間があまりに少ないことだ。むしろ、その利権の「お先棒」を担いで、せっせと当局の広報のようなことをやっている御仁もいる。笑ってしまう。

やがて、このような利権がらみの規制社会は、立ち行かなくなる。その痛みを感じるようになってからでは、遅きに失するのだろうが、国民が黙り、むしろ規制に率先して従うことを自慢するような国では、仕方ないのかもしれない。奴隷国家の出現である。

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