FC2ブログ

全体主義政治家の同一性 

米国では、トランプ大統領が、zero tolerance policyだとして、不法移民の子供たちを親から切り離す政策を厳格に実行に移しだした。それに対する反発が、かなり大きくなっている。この問題は、マイノリティの差別と基本的人権の蹂躙が全体主義の初期徴候の一つであるという説を思い起こさせる。

トランプ政権は、国連人権委員会からの離脱も表明した。その理由は、同委員会が、イスラエルを非難するから、ということらしい。イスラエル・ガザで進行中なのは、イスラエルによるパレスチナの人々の虐殺ではないか。米国は、大使館をテルアビブから、エルサレムに移転させることにより、同地の政情を不安定化させ、イスラエルの蛮行を引き起こした。ここにも、トランプ政権の基本的人権の蹂躙がある。

全体主義の指導者は、仮想敵国を立ち上げ、それに対抗するためとして軍拡を進める。わが国は、冷戦後、とくに安倍政権になってから、北朝鮮をそのような国家としてきた。外交は複眼視的にすすめるべきなのだが、北朝鮮を敵国として扱うことで、それはできなかった。拉致被害者を救出すると言いながら、5年間何もしてこなかった。仮想敵国を立ち上げ危機を煽ることも、全体主義指導者の特性だ。

安倍首相は、普段からトランプ大統領に隷属し、彼を100%支持すると言い続けている。言うことがころころ変わるトランプにも、そのたびに支持の声明を出し、失笑を買っている。明らかな基本的人権無視の政策、少数民族へのヘイト政策を打ち出したトランプも支持するのか。

いや、政策を支持するかどうか問うのは無意味だろう。安倍とトランプは、一体化、同一化しているから、トランプが何を言い、何をやろうが、安倍はそれを支持することは当然のことなのだ。彼らは、全体主義志向の政治家として、同じ範疇に入る。

問題は、それを国民が受け入れるのか、どうかということだ。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/6337-c4ad2b52