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朝令暮改 

つい先だって、標榜診療科目名を、大幅に減らす決定をし、反対を受けて、こそこそと撤回した厚生労働省。今度は、ほぼ無制限に、診療科名を増やす方針のようだ。

朝礼暮改、ここに極まれリ。笑うに笑えない。他の重要事項も、この調子なのだ。それも、決定事項を実施に移すまでの時間的猶予が、数日間だったりする。

こうした官僚に支配される仕事に就いている自分。じわじわと絶望感がこころに押し寄せてくる。


以下、引用~~~


診療科名、一転大幅拡大へ 病名や部位組み合わせOK 「総合科」新設は持ち越し 厚労省、来年度実施目指す (1)
07/09/25
記事:共同通信社

 厚生労働省は21日、医療機関が表示することができる診療科名を現行の38科から大幅に拡大し、内科、外科などの主な診療科に体の部位や疾患名を組み合わせた「腎臓内科」「糖尿病・代謝内科」などを新たに認める方針を固めた。

 現行制度は複雑で分かりにくいとの指摘があり、26科に絞り込む方向で検討していたが、医療関係の各学会の反対などがあり方針転換した。今後、診療科名を具体的に決定し、医療法に基づく政令などを年内に改正、都道府県や関係団体に通知し、来年度からのスタートを目指す。

 また内科、小児科などの幅広い診断能力を持ち、患者の初期診療に当たる「総合科」の新設については、医療団体が国による資格認定に反対する姿勢を崩していないことなどから、結論を持ち越した。

 同日開かれた医道審議会の部会に同省が方針を提案し、了承された。

 新たな方針によると、内科、外科、歯科の3科についてはこれまで通り単独で表示できるようにするほか(1)臓器や体の部位(2)症状、疾患(3)患者の特性(4)診療方法--の4つの要素を組み合わせたものも認める。

 また3科と組み合わせることが難しい小児科、精神科、アレルギー科などもそのまま表示できるようにするほか、体の部位などと組み合わせることも可能とする。

 表示を認めるかどうかは「診療科名が患者の間に定着しているか」や「治療効果があることが証明されているか」を基準に判断し、不適切な表示が見つかった医療機関には厚労省が是正を指導する。

 来年度以降、医療機関の看板などに旧来の科名を掲げていた場合は、変更までに一定の猶予期間を設ける方針。

 厚労省は5月に38科を26科に絞り込む一方、体の部位などを小さく併記する案を同部会に提示したが、「表示できる診療科名が減ることになり納得できない」と各学会が反発したため、再検討していた。

▽診療科名の表示

 診療科名の表示 1948年に制定された医療法では、表示可能な診療科名として内科、外科、小児科、産婦人科など16科を指定。その後、78年までに神経内科や美容外科などが加わり、96年以降は厚生労働相の認可が必要な麻酔科を含む計38科が表示可能となっている。厚労省はより適切な医療機関の選択に役立ててもらうため「詳細かつ分かりやすい表示」を検討していた。

コメント

何科ですか

これは、うたのすけさんのブログから借りた笑い話です。病院の受付に来たおばあさん、「何科ですか」と聞かれて「農家です。」
 「心霊内科」「成人小児科(精神年齢の低い人)」「植物人間科」なんていうのは流行りませんかね。

う~む、「農家」というのは、実際にありそうですね。

厚生労働省のお役人の頭のなかも、この程度だと思います。

厚生労働省の医師技官は、卒後5年までという縛りがあり、現場を知らないで、医療専門家として扱われるようです。もっと現場を知る人間が、官僚にならないといけないと思います。

医師技官は卒後5年までというお話を聞いて、厚生労働省の医療課・麦谷課長が、講演会でこんな話をされていたことを思い出しました。いわゆる、リハビリの日数制限の事ですが、「この制度を考案したのは北海道の旭川医大の若い女医さんです」と・・・・・・
やけに感心する私でした。

リハビリの件は、緩和されたそうですが、実際のところはどうなったのでしょうか。多田富雄先生が、大変お怒りになり、あのリハ制限撤廃を訴えておられましたが・・・。

そうですか・・・私も、厚労省に様々な疑念を訴えて、何度か電話したことがあるのですが、相手をしてくれるのは、事務官の方。たまに技官が出ると、若い生意気盛りの坊主(失礼)といった感じでした。初感染結核の問題に関連して、BCGの予防効果は、6割しかありませんからね(だから、あまり積極的にはしないでもよい)と言っていたのを思い出します。

卒後5年以内というのは、技官としても採用時の制限の意味です。現場でばりばりやっている医師が、中央官庁の行政に携わるようになると、今のような迷走は少なくなると思うのですが、ね・・・。

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