FC2ブログ

上下水道民営化という愚策 

安倍政権は、次から次へと問題だらけの法案を出してくる。今度は、上下水道を民営化する法案。わずか二日の審議で、衆院委員会を通した。

上水道の民営化は、すでに他国で行われ、水道料金の高騰や水道施設の維持管理に大きな問題が起き、再公営化するところも増えている。なぜそうした見通ししかないのに、民営化に突き進むのか。

一つは、水道施設、配管が老朽化しており、全国的に補修・交換が必要になっていることがある。これにはかなりの公的な出資が必要になるが、そのためにはさらなる増税が必要になると、政府は考えているのではないだろうか。民営化しても、維持管理コストは同じで、施設の更新が必要になるとすると、水道料金の大幅な値上げは必須となる。それでは国民生活が困窮する。海外援助や軍拡のコストを削って、社会的共通資本たる水道施設を公的に維持すべきなのだ。

民営化の方式として、PFIというシステムを政府は考えている。設備は自治体が所有、運営を民間業者に任せるというやり方。5年前、麻生副総理が米国のシンクタンクで、水道の民営化を約束している。領主国たる米国で、我が国の公的資産を外国資本に売り渡すことを政府があらかじめ表明しているのだ。国会で議論されるはるか前にである。安保法制の成立を、我が国の国会が議論する前に、安倍首相が米国国会で約束したのと相似だ。水道の民営化が、米国他の巨大資本の要求に基づくことを示唆している。麻生氏の娘婿は、フランス水道企業の幹部であるという。大きな公的資産たる施設が民営化される際に、政治の世界でも裏金が動くことになる。今回国会に上程された民営化法案では、実質的に海外の企業しか算入できないような仕組みになっており、カジノ法案と似ている。国民のライフラインである水道を外国企業に売り渡して良いのか。

社会固有の資産である、社会的共通資本。その一つが上下水道である。それを、外国の民間企業に売り渡すことで良いのか、ということが問われている。現政権の行おうとしていることは、「売国」そのものだ。

こちら。



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/6396-1b367241