西日本大水害への政府の対応 

フランスのルモンド誌が、安倍首相は自分のやりたいようにできると考えている、そして実際やりたいようにやっている、と報じたらしい。今回の西日本大水害を受けてのことだ。

5日午後に気象庁は、豪雨による大災害の異例な警告を行った。その夜、安倍首相達は、議員会館で定例の宴会を開いた。そこで、酒を飲み比べたといったポストを、二、三の参加議員がSNSにアップした。

その後、下記のブログによれば、災害対策本部立ち上げまでに66時間かけている。立ち上げた災害対策本部も、首相ではなく、国務大臣が長を務める、非常災害対策本部。昨日昼にようやく、安倍首相が外遊を中止することを公表するまで、最後まで、外遊をする可能性を探っていたようだ。

上記の宴会に出ていた、西村副官房長官は、7日の時点で、2万1千人の自衛隊員を現地に派遣したと述べているが、実際は600人しか派遣されていなかった。被害の甚大だった、倉敷市には全く派遣されていなかったようだ。自衛隊の県境を越えた派遣は、国の命令が必要になるが、それが行われなかった可能性がある。今後、被害の全貌が明らかになるだろうが、この災害対策本部立ち上げの遅れが、被害の拡大につながった可能性が極めて高い。その政治的責任は重たい。

安倍首相は、3.11の際に、菅政権の対応がまずかったとことあるごとにこれまで批判してきた。菅政権が、あの未曽有の災害・事故に対して完璧な対応をとれたとは思わない。が、菅政権は、地震後30分で官邸に災害対策本部を立ち上げ、菅首相が責任者になった。3日間近く、この大水害に対して積極的な対応をしなかった、安倍政権とはそれだけでも大きく異なる。

安倍首相は、常々、国民の生命・財産を守ると口癖のように言い続けてきた。そのために、北朝鮮ミサイルからの避難訓練を定期的に国民に強いてきた。だが、実際に国民の生命・財産が危険に冒されているときに、彼とその取り巻きが何をしていたのか、よく見ておくべきだろう。

今回の災害・政府対応の時間経過;

玄界灘の暴れん坊のブログより引用。こちら。

5日夜の宴会を報じる記事を引用。予想しなかっただの、豪雨が異質だのというのは、弁解にはならない。この政府対応が、危機意識の欠如を示し、これまでの国民を守るという言いくさが出まかせであることを示している。

以下、KYODOより引用~~~

自民幹部、5日夜の飲み会を釈明
西日本で大雨さなか

 自民党幹部は9日、西日本で大雨が降り続いたさなかの5日夜に衆院議員宿舎で同党議員の飲み会を開催したことについて釈明した。飲み会には安倍晋三首相や西村康稔官房副長官も出席した。

 主催者の一人だった竹下亘総務会長は会見で「正直、これだけすごい災害になるとは予想しなかった」と見通しの甘さを認めた。同時に「もう開いてしまった。どのような非難も受ける」と述べた。

 飲み会に参加した岸田文雄政調会長は会見で、5日時点の豪雨対応に問題はなかったとの認識を示した上で「今回の豪雨は今まで経験した災害と比べ異質だと感じる。災害の変化についても考えなければいけない」と語った。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/tb.php/6411-9147acf1