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一期一会の思いで 

バンドは夏枯れの時期を脱しつつあるのだろうか。昨夜、14メガが北半球全体に開いていた。信号はさほど強くはないのだが、ヨーロッパ、東・西海岸全体に開けていた・・・といっても、バンドは静まり返り、CQを出してRBNが挙げてくれるリポートでそのCONDXを判断したということだ。

二、三回CQを出すと、クラスターにアップされたのか、続けざまに北米の局から呼ばれた。懐かしいコール。W2MV、K4DGJ、W9ACそれにK3TF等々。K4EJ Frankとは以前一度お目にかかっていたが、記憶にない。屋根の上に上げた小さなトライバンダーとベアフットという小さな設備なのでと早々に切り上げようとしていたので、いやビッグガンとはいかないが、完全にコピーできると言うと、堰を切ったように話し始めた。以前、ミズーリからKA0GGIというコールで出ていた、そのころから何度も私と交信した、とのこと。記録簿を見ると、たしかにKA0GGIと1990年に交信しており、さらにそのコールは記憶に確かに残っていた。それを申し上げると、また昔の思い出を打ってこられて・・・残念ながら、混信とQSBで半分ほどしか分からず。でも、キーの向こう側で、興奮して打電している彼の様子が手に取るように分かった。嬉しい再会だった。

この次々に現れる旧友たち、異口同音にCWに出る局ががたっと減ったと言っていた。同じことを言うので、苦笑い。確かに、CWに出ていた局の多くが、デジタルモードに流れたのは事実だろう。だが、そうした局は、DXと効率よく交信することを目的にしている方々だったわけで、現在のCWのactivityが本来のactivityなのだ。CWによる会話の輝かしい歴史が閉じようとしていることを改めて確認した。でも、この連中もみな何か歳をとったなぁと、彼らの言うことに耳を傾けながら、思ったことだった。

少し無線から距離を置くようになり、状況を客観的に眺めることができるようになった。1960年代から(70年代はすっぽり抜け落ちているが)、CWがアマチュア無線の王道であった時代を愉しませていただいた。その同行の友人たちと何時まで付き合いを続けることができるか、一期一会の思いで一つ一つの交信を行う。

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