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現場職員を自殺に追い込んだ公文書改ざん 

森友疑惑で、公文書改ざんを強要された近畿財務局職員が自殺した。

その責任を、未だだれも取らない。何度でも繰り返し記すが、彼は公文書改ざんがなければ自殺しなかった。公文書改ざんは、安倍首相の強権的な政治、人事を通して官僚を支配する政治によって生じた。最終的な責任者は安倍首相である。

政府は、この問題を受けて、公文書管理を改革するとした。ところが、その公文書管理の改革とは、問題になりそうな議事録やメモを残さないという、新たな改ざんを最初の段階で行うことであった。

彼の死は、何のためだったのか。公文書改ざんの責任をもっとも取るべき安倍首相は、むしろ強権的な政治をさらに進めている。官僚をも人事を通して支配を続けている。彼の死は、一体何のためだったのか。

以下、朝日新聞デジタルから引用~~~

森友公文書改ざん、自殺した職員の父「正直やったから」
多鹿ちなみ2018年9月28日05時07分

遺影を手に「正直な性格やったから」と語る近畿財務局職員の父親=2018年9月26日午前11時57分、岡山県

 今年2月、久しぶりに岡山県の実家に帰ってきた息子は、少し痩せて見えた。

「財務省なんかやめときゃよかったんや」 自殺職員の父
 こたつに入り、世間話をした。いつもと変わらぬ息子の大きな声だった。それが、財務省近畿財務局に勤めていた息子と語らった最後のひとときだった。

 3月に入り、財務省が学校法人・森友学園(大阪市)との土地取引に関する決裁文書を書き換えた疑いがあると明らかになった。国会で追及が続いていた3月7日、息子は神戸市の自宅で自ら命を絶った。

 父親宛てに7~8枚の紙に印刷された遺書が残されていた。細かな内容は覚えていない。ただ、森友学園との土地取引の仕事に携わっていたこと、上司に指示されて決裁文書の改ざんに関わったことを苦にしていたことがつづられていた、と記憶している。

 普段は仕事のことはあまり口にしなかったが、真面目に、一生懸命打ち込んでいたことは感じていた。初任地の書類も全て、段ボール箱にきっちり保管するほど几帳面(きちょうめん)な性格だった。

 公文書に手を付けることが公務員にとってどれほど重大なことか、ぼんやりとしか分からない。でも、「正直やったから、それを一番苦にしたんやろう」と思う。

 息子の死から約3カ月後、大阪地検特捜部が一連の文書改ざんに関わった財務省関係者を全て不起訴にしたのは意外だった。「何か、罪になるんやないかなと思っとった」

     ◇

 検察の不起訴処分が妥当かどうか、検察審査会での審査が続く森友問題。自殺した近畿財務局の男性職員(当時54)の父親(83)が26日に朝日新聞の取材に応じ、思いを語った。(多鹿ちなみ)

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