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週末 

庭仕事それに無線をし、夕食の支度をして、さてのんびり出来るかと思ったら、急患から呼び出し。喘息の成人と幼児を一人ずつ診察。幼児の方は、二日前から発作が続いており(あぁ、お母さん、薬を勝手にやめないでね・・・)、夜に向けてさらに悪化しそうな気配があり点滴。今、お帰り願ったところだ。

実は、もう一人、掛かりたいという電話があったのだが、発熱だけの軽い症状だったことと、近くの病院に普段は掛かっているという話だったので、その掛かりつけの病院の方に、相談して欲しいと言った。一度断られたらしいが、掛かりつけの医療機関で対処していただくべきことと思い、よくお話して、そちらに相談をしてもらいたいと丁重にお願いした。普段から掛かりつけの医師を持ち、その医師・医療機関に救急にもある程度対応してもらうことが必要だと思うのだ。そうした緊密な医師患者関係の中で、救急の利用の仕方等を率直に議論することが出来るようになるのではないかと思っている。

医師には、応諮義務があって、患者からの要請があれば、いかなる場合も診療しなければならないことになっている。その義務を無制限に拡大されて、医療、とくに救急医療は破綻しかかっている。私のところのような小規模の医療機関ではまだ大丈夫だが、大きな機関病院の小児科は、夜間救急は、疲弊しきっている。その応諮義務の無制限な利用には、節度を求めてゆかなければならない。信頼関係のなかで、救急医療をどのような場合に利用すべきかということを、地道にお母さん方にお話して行きたいと思っている。

仕事場の自室。民放のBSで、ドボルザークのチェロ協奏曲を放映していた。フィンランド放送響、チェロはミッシャマイスキー。マイスキー、早いパッセージでは、技術的な衰えを感じさせた。しかし、アンコールに弾いた、バッハの無伴奏5番のサラバンドは、素晴らしかった。単純な音型のメロディから、深い歌を紡いでいる。ドボルザークの華々しさよりもよほど感動させられた。

さて、私の週末もそろそろ終りだ・・・自宅に車を飛ばして帰ろう。

コメント

「海峡を渡るバイオリン」文庫化

チェロ製作でもしられる陳昌絃先生の半生のききとりがき「海峡を渡るバイオリン」が河出文庫で文庫化されました。テレビドラマ化やマンガ化もされています。つらいことがあったひとに読むようにすすめています。

医師法19条

応召義務はもともとお金を払えない人を「金がないから診ない」とすることを禁じるために制定されたものです。長時間労働を合法化したものではありません。

madiさん

「海峡を渡るバイオリン」を探してみようと思います。ご紹介をありがとうございます。

江原朗さん

応召義務を含めて、現実に合致しない法令が多すぎますね。兵庫では、看護師による内診を可能という論陣を張り、当局の意向に抗して動き始めた様子ですね。行政にも政治にも、現場を知るものが少ないのが大きな問題です。

なんだか、変なスパムに取り付かれてしまいました・・・どないしよ。いちいち削除するのも面倒・・・。

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