首相の憲法擁護義務違反
菅官房長官への望月衣塑子記者の質問・・・
望月記者「自衛隊の観閲式での首相発言。首相は自衛隊の憲法明記について意欲を示したが実力組織の自衛隊を前に改憲への意欲を示す事は閣僚の憲法尊重擁護義務、99条を踏みにじるもの。政府として憲法99条との整合性は?」
菅官房長官「総理は自衛隊の最高指揮官」
要するに、自衛隊の最高指揮官である総理大臣は何をやっても良い、憲法の規定にもしばられないと、菅官房長官は述べている。
だが、自衛隊法における総理大臣の指揮権の規定は、「内閣を代表して」自衛隊を指揮するということ。シビリアンコントロールを規定しているに過ぎない。
それを、安倍首相がかって口を滑らしたように、「我が軍」とまるで私兵かのように述べることは、総理大臣として立場を逸脱することが甚だしい。
そもそも、自衛隊法よりも、憲法の方が上位規定であるので、憲法99条の憲法擁護義務は、自衛隊法の最高指揮官の規定よりも優先される。
安倍首相は意図して憲法違反をしているのだと思うが、菅官房長官はこれを知らないのだろうか。
このような連中に、緊急事態条項を与えるのは危険すぎる。
- [2018/10/17 11:44]
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