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日本のマスコミよ、しっかりしろ! 

先日、安倍首相がオーストラリア ダーウィンで行った記者会見の実況中継を聴くともなしに聞いていた。内容は、空疎そのもの。プーチンとの会談内容について問われたが、延々と北方領土について総論(といえるほどのことはない)を述べたうえで、会談内容の個々の点についてはコメントしないと一言だけ最後に述べていた。あれでは、記者会見にはならない。

以前にも記したが、彼の記者会見は、事前に質問を出させて、それに対して準備してあった回答を述べるというスタイル・・・記者会見の体をなしていない異様なスタイルである。それを国外でも行っている。かって、米国での記者会見で、それが外国のマスコミから叩かれたことがあった。しかし、彼には、能力的にそれしかできないのだろう。カンペなしの答弁をすると、トンデモないことを言い出す。そして、記者・マスコミを取り込んだ記者会見が、またとない宣伝の場であると考え、利用し続けている。事前に提出された質問に対して、恐らく官僚が準備した回答をプロンプターによって読み上げる。これは安倍首相、政権の広報宣伝活動以外の何物でもない。

記者会見は、首相・政権の政治活動・見解について問いただし、国民が理解できるまで彼らを追及すべき場なのだ。マスコミの背後には国民がおり、国民に向かって政治家が説明責任を果たすべき場なのだ。それが、わが国では成立していない。

この異様さをマスコミは問題にせず、むしろ積極的に加担している。その責任の一端は、記者・マスコミにある。

米国のマスコミが理想的なものだとは思わないが、記者会見の場で記者は政権担当者に切り込む。ときに、マスコミと政権が鋭く対立し、政権がマスコミに不当なぺナルティを課すことがある。下記の事件でも、トランプ大統領に鋭く切り込むCNNの記者が、ホワイトハウスへ入ることを禁じられた。だが、それが不当であると、裁判所が判断を下した。注目すべきは、こうしたCNNの対応を、政府寄りの立場のマスコミであっても支持する、というマスコミの姿勢だ。マスコミの報道が、民主主義の基礎になっているという矜持があるのだろう。そして、司法も政権から独立していることも見逃せない。

わが国では、マスコミの多くが政権の宣伝機関と化している。司法も、政権からの独立を放棄している。

まずは、マスコミには政権の宣伝機関であることを止め、何が問題なのかを追及し報じてもらいたい。そうでなければ、わが国の民主主義は死ぬ。それは、マスコミの死でもある。

以下、引用~~~

CNN記者「出入り禁止」解除=ホワイトハウスに暫定命令―米地裁
11/17(土) 1:01配信 時事通信

 【ワシントン時事】記者会見での振る舞いを理由に米ホワイトハウスが「出入り禁止」処分を科したのは不当だとして、CNNテレビと同局のジム・アコスタ記者が提訴した裁判で、首都ワシントンの連邦地裁は16日、処分の効力を停止する暫定命令を出した。

 サンダース大統領報道官は命令を受け、没収したアコスタ氏の取材用入館証の返却を発表した。

 地裁命令は判決までの措置で、裁判自体は決着に数カ月を要する可能性がある。アコスタ氏は法廷前で報道陣に「さあ、仕事に戻ろう」と語った。

 トランプ大統領は同日、記者団に「報道の自由を望むが、ホワイトハウスでメディアは敬意を持って行動しなければならない」と指摘。取材時の振る舞いに関する規則を作成中だと述べた。サンダース氏も声明で「公正で秩序だった記者会見にするため、規則と手続きの策定作業を進めている」と明らかにした。

 アコスタ氏は7日の記者会見で、ロシア疑惑に関する質問に不快感を示したトランプ氏から「マイクを置け」などと言われ、マイクを取り上げようとした女性スタッフを手で制した。その態度を問題視したホワイトハウスが、取材用入館証を没収した。 

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