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Appalachian Trail 

一昨日、「人生のロングトレイル」というドキュメンタリー番組を、NHKBSが放映していた。興味深い内容だった。

Appalachia山脈が、北米東部を中部と分けるように南北に走っている。その山脈に沿って、Appalachian Trailという山道がある。ジョージア州からメーン州まで、実に3500kmの距離になる。その山道の紹介が次にあげるサイトにある。

http://www.nps.gov/appa/

この長い山道を踏破する人々がいる。6ヶ月ほどかかるらしい。この番組は、Appalachian Trailを歩き通すそうした人々を描いた番組だった。

この山道行をする人々は、さまざまだが、多くは「自分を見つめ直す」ために歩いている。仕事に行き詰まったり、ベトナム戦争に従軍した体験を克服しきれなかっり、さまざまな自分を抱えて、もくもくと歩く。

この番組で、特に印象に残ったことは・・・

この山道行をする人々は、喧騒の日常から離れて、静かで雄大な自然のなかで自分を見つめ直すという作業をしている。それは、直接宗教的な色彩を帯びる行為ではないが、こころの深いところを見つめ直すということがテーマのようだった。ふと、お遍路さんの行を思い出させた。お遍路さんのように直接的な宗教性を帯びてはいないが、非日常のなかで自分を見つめ直すことは共通しているように思えた。

もう一つ。自然が雄大で、人が少ないこと。番組中で、人と一緒になりたくないと言っているハイカーもいた。そして、ハイカーを支えるボランティアの組織があり、避難所や、簡易宿泊施設にほとんど無償で泊まれるようになっていることが印象的であった。お遍路さんをもてなす地域の方々にも対応できようか。それにしても、商業化されておらず、静かに山歩きをできる環境は羨ましい。

米国は、病んでいる部分もあるが、我々のこころに直接訴えかけるような生活を送っている人々もいることを教えられたことだった。

お遍路が実現しなければ、Appalachian Trailを thru hikeするのも良いなぁ・・・こちらの方が、大変か・・・。

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