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医療事故調査委員会を「拙速で」立ち上げようとしている理由 

上記は、厚生労働省官僚、特に社保庁解体に伴う余剰人員のポストを確保するためではないか、とささやかれ続けてきた。

小松秀樹、虎ノ門病院泌尿器科部長も、その推測を、某所で述べておられる。

それをほぼ立証する証言が、同委員会の準備会を傍聴した人物が行なっている。某MLでの発言だ。

準備会のある委員が、医療事故調査委員会(以降、調査委員会と省略する)を厚生労働省に置くことは、厚生労働省管轄の医療機関が存在し、行政処分を行なうのも、同省であるから、同省内にこの委員会を置くのは不適当である。ついては、食品安全委員会のように、内閣府に置くことを提案したい、という発言をした。

それに対して、前田準備会委員長は、調査委員会を取り仕切るのは、厚生労働省の人間だ、【この時期を逃すと】、調査委員会の設立ができない、と言って、内閣府に設置する案を否定した。

来年に是非とも設置すべき、調査委員会を取り仕切る人間は、厚生労働省の人間と断定しているのだ。これは、明らかに、厚生労働省内部の事情、即ち、社保庁の余剰人員対策なのだ、という推測を、この傍聴した方が行なっている。私は、これは的を得た推測だと思う。

こんなアホな話はない。日本の医療の生死を分けるような大切な決定を、拙速に厚生労働省の省内事情で決めてもらっては困る。医療事故の真相を究明し、再発に繋げる組織を、時間をかけてしっかり議論してもらいたい。酷い仕事振りの社保庁の人間の食い扶持を、医療事故調査委員会に求めてもらっては困る。

官僚の本音としては、こんな準備委員会は、官僚にとっては、通過儀礼にしか過ぎない、自分達のやりたいようにやるだけとたかをくくっているのだろう。こうした時にこそ、マスコミや政治家の出番だと思うのだが・・・誰も動こうとはしないのか。

医療界にあって問題意識のある方は、この事情はすべてご存知のことと思う。是非、ネットを通して、広報して頂きたい。こんなメチャクチャなことを許していたら、国の基礎が崩れる。

コメント

私も、あるMLでこの件に関する投稿を拝見しました。酷い話です。この様なことがまかり通るのでしょうか。
官僚は誰のための政治を行おうというのでしょうか。
防衛省も午後から証人喚問ですか…腐った官僚達ですね。

そして何よりもこの国に害をなしているのはマスコミではないか、と最近つとに思います。マスコミが正常なジャーナリズムとしての用をなしていないために、この様なことになっていくのではないか、そう思います。

そうですね。国民>政治家>官僚>政策という流れのなかで、マスコミは、司法とともに、様々に影響を及ぼし、医療問題では多くの場合、医療を崩壊させる方向に働いているように思えます。マスコミは「何が何でも犯人探し」「医師は権力者」といったステレオタイプな見方から、庶民受けする報道姿勢を取っているように思えますね。

厚生労働省の官僚は、責任を何とか逃れながら、自らの食い扶持を確保することに汲々としているように思えます。昔は、国民の健康を守るという気概もあったのでしょうが、現在は、哀れな存在に陥ってしまったような気がします・・・だからといって、批判の声を小さくする積りはありませんが。

ただ、少し楽観しているのは、米国等とは異なり、国民は国民皆保険のメリットを経験的に知っていますから、米国流の医療経済、英国流の医療システムになった時に、その強烈な痛みから、政治への強い働きかけが始まるだろうと思います。それまでに、あまりに強い痛みを経験することになるわけですが・・・。

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